CMソング・BGMでCM効果が倍増!?記憶に残る映像制作のポイント
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CMソング・BGMでCM効果が倍増!?記憶に残る映像制作のポイント

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テレビCMや動画広告で、日々耳にするCMソング。CMソングがずっと頭から離れなかったり、知らない間につい口ずさんでいたといった経験がある方も多いのではないでしょうか。

スマートフォンの普及によりテレビをながら見る人が増えたことや、スキップ可能な動画広告が登場したことによって視聴者にスキップされない動画広告の制作が必要になった近年、CMソング・音楽は意識を傾けてもらうきっかけとなる重要な役割を果たしていますとはいえ、「どのようなCMソングを制作すればいいのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、CM音楽を活用すべきプロモーションや、CMソングを制作する際に知っておきたいポイントをご紹介します。CM制作を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

CMソングがブランディング形成に効果的な理由

CMソング(コマーシャルソング)とは、宣伝・広告に使用するための楽曲です。CMソングや効果音などを使用したマーケティングを「サウンドマーケティング」といい、昨今ではテレビCMで使うのみならず、YouTubeなどの動画配信サービスでの活用も盛んになっています。

そんなCMソングは、ブランディング形成において重要な役割を果たします。

ブランディングとは

製品・サービス・会社・団体などの存在やアイデンティティ、すなわち「ブランド」を、顧客や消費者に認識させるプロセスのこと。

CMソングがなぜブランディング形成に効果的なのか、その理由について詳しく見ていきましょう。

ブランディングは記憶してもらうことから始まる

ブランディングは消費者や顧客にブランドを「認知」されるだけではなく、「記憶」してもらうことから始まります。しかし、人に記憶させることは簡単ではありません。

有名な「エビングハウスの忘却曲線」によれば、人の記憶はどんどん薄まり、覚えたことでも20分後には約40%、1日後には約75%ものことを忘れてしまいます。

エビングハウスの忘却曲線

顧客や消費者が「ブランドを知っている状態を作る」ということは、すなわち「ブランドを覚えてもらうこと」とも言えるでしょう。

聴覚×視覚でターゲットの記憶に定着させる

視覚×聴覚で記憶に定着

「ブランドを覚えてもらう」というブランディングの観点から考えると、CMソングは非常に有効です。

五感の中でも、聴覚と視覚は記憶と結びつきやすい感覚と言われており、特にメロディーについては、長期記憶と結びつきやすい情報です。

短期記憶と長期記憶

短期記憶は、長くても数分のみ記憶される情報です。ほとんどの情報は、短期記憶に分類されます。一方、長期記憶は数日~数年単位で記憶される情報です。

たとえば、子供の頃に耳にした童謡は、今でも覚えている方が多いのではないでしょうか。このように、メロディーがついている情報は忘れにくいため、視覚情報とマッチしたメロディーであれば、より一層記憶に定着することが期待できます。

聴覚と視覚によって、自社ブランドをターゲットの記憶に定着させることが、CMソングで狙うべき効果です。

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CMソングがおすすめのプロモーション【事例付き】

CMソングの重要性は分かったものの、具体的なプロモーションが思いつかないという方もいるかもしれません。次のようなプロモーションを考えている場合、CMソングの活用がおすすめです。

  • 社名と事業内容の認知拡大
  • 商品名やブランド名の認知拡大とブランディング強化
  • サービス内容の訴求と認知拡大

それぞれ具体例を交えながら紹介しますので、自社の状況に当てはめて想像してみてください。

社名と事業内容の認知拡大

社名と事業内容の認知を拡大したい場合、CMソングは非常に有効です。

たとえば「社名」と「事業内容を表すキャッチコピー」から成るCMソングは、記憶に残りやすいです。自社名を入れたオリジナルソングが定着すれば、ふとしたときに思い出してもらえるでしょう。

家電量販チェーン『ビックカメラ』のテーマソングを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。「東が西武で 西、東武」のフレーズでおなじみのCMソングで、思わず口ずさんでしまうメロディーです。「ビーック ビックビック ビックカメラ」で終わるテーマソングは、一度定着すると簡単には忘れられません。

このように、CMソングは社名を覚えてもらう観点から非常に有効です。(なお、ビックカメラのテーマソングは2023年7月末に刷新されました。)
参考:ビックカメラのテーマソング公式

また、CMソングと同じく耳に残るフレーズとしては、家電量販店『ヤマダ電機』の「ヤマ~ダ電機」、大手家具販売『ニトリ』の「お、値段以上、ニトリ」、大手食品会社『明治』の「チョコレートは明治」なども挙げられます。これらはサウンドロゴともいい、企業名や商品名をメロディーで定着させるものです。(なお、ヤマダ電機には『あなたが笑うと』という題名のCMソングも存在します)

商品名やブランド名の認知拡大とブランディング強化

商品名やブランド名の認知拡大を狙いたい時は、これらの名前を連呼するメロディーがオススメです。

商品名やブランド名を文字で見るだけでは、なかなか覚えてもらえません。しかし、名前を連呼するキャッチーなCMソングであれば、認識してもらえる可能性が高いです。このとき、メロディーはブランディングとマッチしている曲調にしましょう。

通販サイト『モノタロウ』のCMソングは「モノタロウ〜、モノタロウ〜」と、ブランド名が連呼されます。何回も繰り返し聴くことで、ふとした時にブランド名を思い出してもらえるのです。
参考:モノタロウ CMソング

また、ニトリの『Nクール』のCMでは「Nクールはひんやり〜」のフレーズがメロディーとともに繰り返され、やはり頭から離れなくなります。

ブランディングが強化されるCMソングとしては、日本香堂が販売している線香『青雲』のCMソングが代表的です。「青雲 それは 君がみた光〜」という歌を聞いたことがある方も多いでしょう。(CMソング名は『強く生きよう』とされています)

これらの例のように、商品名やブランド名の認知拡大とブランディング強化にCMソングが果たす役割は非常に大きいです。

サービス内容の訴求と認知拡大

サービス内容の訴求にも、CMソングは有効です。「○○ができる」「○○のためのサービス」ということをCMソングで伝えれば、ターゲット層の記憶に残りやすいでしょう。

記憶に残っていれば、ニーズが顕在化した際の第一想起を獲得しやすいため、ターゲットに提供できるベネフィットをメロディー調で伝えることを検討してみてください。

先ほど紹介した通販サイト『モノタロウ』のCMソングは、「注文できるぞモノタロウ、現場のミカタ、モノタロウ」というメロディーで締めくくられます。どのようなサービスなのか、どのようなベネフィットを提供しているのかがメロディー調で説明されていることが特徴です。

CMソングの活用場面

CMソングを活用する場面としては、主に次の4場面が挙げられます。

  • テレビCM
  • Youtube広告などの各種動画配信サービスのCM
  • Webサイト
  • 店頭のサイネージ

先ほど紹介したプロモーション目的と合わせて、活用場面を検討しましょう。それぞれの場面の活用方法は次のとおりです。

テレビCM

テレビCMは、CMソングを活用するべき代表的な場面です。一度に多くの視聴者にリーチできるテレビCMだからこそ、記憶に定着させる工夫をしなければなりません。また、テレビCMはさまざまな企業・サービスの宣伝が連続で流れますから、その中で目立たせる必要もあります。

テレビCMは15秒もしくは30秒の素材で流すため、これらの尺に合わせたCMソングを作ることも重要です。フルバージョンは数分でも構いませんが、テレビCM用の音源も用意しておくことをオススメします。

Youtube広告などの各種動画配信サービスのCM

Youtube広告などの各種動画配信サービスのCMでも、CMソングを活用するべきです。

各種動画配信サービスはスマホやタブレット、テレビなど多様な媒体で閲覧されます。そのため、ユーザーが置かれている状況もさまざまです。なかには、流し見している人や、BGM代わりに動画を流している方もいるでしょう。

そのような状況下で認知を獲得するためには、視覚だけではなく聴覚からもアプローチしなければなりません。動画配信サービスの動画広告にも、CMソングを活用してみてください。

Webサイト

Webサイトでも、CMソングは活用できます。CM素材をYouTubeにアップして埋め込んでおけば、興味を持ったユーザーが再生してくれることも少なくありません。動画素材は伝えられる情報量も多いですから、Webサイトにも設置しておきましょう

ただし、ユーザーがどのような状況でWebサイトを閲覧しているか分からない以上、サイト訪問時に自動再生されるような仕様は避けるべきです。

店頭のサイネージ

店頭のサイネージでも、CMソングは有効です。

店頭サイネージとは

店舗入口や壁などに設置されるデジタル看板。「液晶看板」「デジタルサイネージ」とも言う。電車やバス車内の表示板も、サイネージの一種。

サイネージの最大のメリットは、普通の看板と異なり「音」と「映像」を流せることです。店頭のサイネージでCMソングを流しておけば、通行人にほぼ強制的にリーチできます。無意識のうちにCMソングを覚えてもらえたら、繰り返し想起させられることもポイントです。

リアル店舗に集客するビジネスの場合、店頭を通行する人の多くがターゲットとなり得るでしょう。忙しく通過するだけの人でも、CMソングを流しておけば自社名・サービス名を耳に残せるのでオススメです。

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CMソングの依頼時に押さえておくべき3つのポイント

CMソングを制作する際は、ここまで紹介したプロモーション例とあわせて、次の3つのポイントを意識しましょう。

  1. 曲調
  2. ターゲットの記憶に残す内容
  3. 制作会社の実績・実力

それぞれの詳細は次の通りです。

1.どんな曲調で訴求するかイメージしよう

曲調をイメージする

曲調は、商材やサービスの印象を左右する重要なポイントです。たとえばBtoB向けのサービスであれば信頼感のある曲調、一般消費者向けの商材ならキャッチーな曲調の方がいいでしょう。訴求したい内容と、CMソングの曲調がマッチすることが重要です。

なお、自社のみでCMソングの曲調を決めることは簡単ではありません。作曲の経験があるスタッフがいることは稀でしょう。社内ではあくまでも「アクティブなイメージ」「静かなイメージ」などの方向性を決め、具体的な音楽は制作会社に協力してもらいましょう。

2.CMソングで何をターゲットの記憶に残すか絞り込もう

記憶に何を残すか

CMソングによって、ターゲットの記憶に何を残したいのか絞り込みましょう。もちろん、「自社の情報すべてを覚えてもらいたい」という方が多いかもしれません。しかし、人間の記憶に残る情報はわずかです。情報を詰め込みすぎると、何も覚えてもらえない可能性もあります。

「自社名」「サービス名(商品名)」「サービス内容」のいずれか1つ、多くても2つに絞った方が、CMソングとしては効果的です。

たとえば先ほど紹介したCMソングの例で考えると、『ビックカメラ』のCMソングは社名(店舗名)に特化されています。線香の『青雲』のCMソングは商品名、通販サイト『モノタロウ』のCMソングはサービス名・サービス内容を訴求していると考えられるでしょう。

いきなりCMソングを制作し始めると、情報を詰め込みすぎてしまいます。CMで訴求したい内容を絞ってから、作詞を始めてみてください

3.CMソングの実績豊富な制作会社を選ぼう

CMソングを自社で作るのは難しいため、制作会社への依頼を考えている方が多いのではないでしょうか。

制作会社に依頼する場合は、必ず実績を確認してみてください。CMソングは単なる音楽ではなく、マーケティング手法の一部です。そのため、制作技術だけではなく、マーケティングの知見もある制作会社に依頼することをおすすめします。

まとめ

CMソングは、短期間で自社ブランドを覚えてもらうために有効な手段です。長期記憶と結びつきやすいので、ふとした時に思い出してもらいやすくなります。映像を用いた動画マーケティングを検討している方は、ぜひ効果的なCMソングの制作をご検討ください。

動画マーケでは、CMソング・CM素材・サウンドロゴの制作サービスを運営している下記の制作会社をおすすめしています。サウンドクリエイター・ライターが多数在籍しており、要望に合ったCMソングを柔軟に制作してもらえるだけでなく、映像制作の実績も豊富です。
CMソングの制作と映像制作制作を一貫して任せられるため、ぜひ一度問い合わせてみてください。

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中島 英太
企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。