大阪でドローン空撮が可能なおすすめの動画・映像制作会社5選
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大阪でドローン空撮が可能なおすすめの動画・映像制作会社5選

映像撮影/収録

ドローン技術が一般化したことで、動画コンテンツに空撮映像を取り入れる機会も多くなってきました。広告用動画や会社紹介動画に、ドローンで撮影した映像を使いたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ドローンを活用すれば迫力ある映像を撮影できますが、同時に許認可や安全面などにも注意する必要があることは忘れてはなりません。トラブルを防ぐためにも、ドローン空撮に精通したプロへ依頼した方がいいでしょう。

本記事では、ドローン空撮を依頼する映像制作会社の選び方や、ドローン空撮を得意とした大阪の映像制作会社を5社ご紹介します。空撮映像を撮影したい方や空撮映像を取り入れた動画を制作したい方は、ぜひ参考にしてください。

ドローン空撮を取り入れた映像コンテンツの特徴

ドローン(drone)とは無人航空機のこと。自動操縦可能で機体重量200g以上であれば、航空法の定義上は小型のものから大型のものまでドローンとされています。ただし一般的な映像撮影においては、簡単に携行できるサイズの機体をドローンと呼んでいることが多いです。

小型のドローンを動画制作に用いることで、次のような映像コンテンツを撮影できます。

  • 俯瞰する撮影
  • 迫力あるアクロバティックな撮影
  • 人が入れない場所の撮影

映像にこのような要素を取り入れたい方は、ぜひドローンを活用してみてください。それぞれどういった撮影なのか、具体的な事例を挙げながら紹介します。

俯瞰する撮影

ドローンは上空から撮影できますから、景色や建物などを俯瞰した構図で撮影したいときに最適です。

上記の動画では新研究施設をドローンで上空から撮影し、施設の全体像を俯瞰で見せています。このように施設や工場の紹介でドローンを使用すれば、分かりやすく規模を伝えられます

また、下記の会社紹介動画のように、会社の「顔」として社屋全体を撮影したい場合にもドローン撮影が向いています

迫力あるアクロバティックな撮影

ドローンを使用することで、迫力のあるアクロバティックな撮影が可能になります。こちらの映像ではロッククライマーを空中から撮影しています。

ドローンをロッククライマーとともに移動させながら撮影することで、自然のダイナミックさはもちろんロッククライマーと同じ目線からのスリルも感じられる映像になっています。

人が入れない場所の撮影

人が入りにくい場所の撮影にもドローンは役立ちます。たとえばこちらの農業機械紹介動画では、田植え機を田んぼの上空から撮影するためにドローンを使用しています。

こちらのCM映像では、海上からのアングル撮影にドローンを使っています。

このように人が入れない場所からのアングルを追加できることも、ドローン空撮ならではの特徴といえるでしょう。展示物の上や狭い場所での撮影にも、ドローンを活用できます。

ドローン空撮の費用相場

ドローン撮影の費用は、使用する機体や撮影時間によっても異なります。

屋内でも撮影できる小型ドローンでの撮影なら5万円〜10万円、屋外での撮影に耐えうる中型〜大型ドローンであれば10万円〜20万円程度が相場です。また、ドローン規制区域でも運行できる超小型ドローンを用いる場合、15万円以上は予算を確保した方がいいでしょう。

なお、これらのドローン撮影費用とは別に、映像編集にも別途費用がかかります。ハイクオリティな動画コンテンツを制作するのであれば、費用相場は50万円〜となります。

ドローン空撮映像によってダイナミックな表現を取り入れたとしても、編集で映像の魅力を表現できなければ意味がありません。そのため、動画編集とあわせて100万円程度の制作予算を確保しておくのがよいでしょう。

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ドローン映像の活用場面

ドローン映像を活用できる動画コンテンツとしては、次のような事例が挙げられます。

  • プロモーション動画・広告用動画
  • 会社紹介動画
  • イベント記録動画

それぞれの活用事例や意識すべきポイントをご紹介しますので、参考にしてください。

プロモーション動画・広告用動画

視覚的なインパクトが強いドローン映像は、視聴者に印象を残しやすいため、プロモーション動画や広告用動画に最適です。

たとえば、下記のランニング関連製品のプロモーション映像では、ドローン映像を使用してアングルを頻繁に変えることで、ダイナミックなランニングシーンを表現。これにより、ランニングをサポートする製品として視聴者に印象づけることが可能となり、プロモーションに効果を発揮しています。

このように15秒~30秒程度の短時間で印象を残す必要があるプロモーションでこそ、ドローン映像ならではの迫力が有効なのです。

会社紹介動画

オフィスや工場などの広大な敷地を俯瞰して撮影したいときにも、ドローン映像は最適です。たとえばこちらの会社紹介動画では、ドローンからの空撮映像によって工場規模の大きさが一目で分かるようになっています。

このようにドローン映像を使うことで、会社の規模や設備状況をわかりやすく伝える効果が期待できます。また、地域の風景と組み合わせることで、地域との結びつきを表現できることもポイントです。

イベント記録動画

ライブやコンサート、フェスティバルなどの大規模イベントの記録動画も、ドローンを使うことで会場全体の様子や参加者の雰囲気を伝えることが可能に。

たとえば、下記の24時間リレーマラソンのイベント記録映像のように、ドローンからの映像で参加者の多さや熱気などの臨場感を伝えられます

ドローン空撮を依頼する映像制作会社の5つの選び方

ドローン空撮に対応している映像制作会社は多々ありますが、依頼先を選ぶ際は次のポイントを確認してみてください。

  1. ドローン撮影が自社で対応可能か
  2. ドローンを使った制作実績
  3. 対応しているドローンの種類
  4. 許認可・安全管理体制
  5. ドローン以外の撮影・編集技術

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

1.ドローン撮影が自社で対応可能か

ドローン撮影を自社対応しているのか、それとも外注しているのかはまず確認するべきポイントです。

ドローン空撮には特殊な技術が必要なため、自社に撮影できるスタッフがおらず、カメラマンを外注している映像制作会社も少なくありません。そのため、たとえ制作実績が豊富な映像制作会社であっても、ドローン撮影者をアウトソースしていると映像品質が不安定になりやすいのです。

一方ドローン撮影者まで内製化している映像制作会社であれば、常に一定以上のクオリティを期待できます。品質を担保するためには、ドローン撮影も自社で行っている映像制作会社がおすすめです。

2.ドローンを使った制作実績

ドローンを使った制作実績が多い映像制作会社であれば、空撮映像を効果的に活用したコンテンツづくりに精通していることが期待できます。また、自社でドローン撮影まで対応している映像制作会社であれば、実績が多ければ多いほど技術を信頼できる証にもなるでしょう。

ドローン撮影・映像制作ともに高いクオリティを求める場合には、ドローン空撮の制作実績が豊富な映像制作会社に依頼してみてください

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3.対応しているドローンの種類

対応しているドローンの種類

ドローンにも種類やサイズがあり、それぞれ特徴が異なります。屋内・障害物の多い場所での空撮であればコンパクトなドローンが向いていますし、海沿い・ビル風の吹く都会など強風域での撮影なら大きめの機体を用意しなければなりません。

さらに、都市部など大型〜中型ドローンの飛行規制があるエリアでは、手のひらサイズのマイクロドローンで撮影する必要があります。

このように撮影シーンに応じて求められる機体・技術は異なりますから、対応しているドローンの種類が多い映像制作会社へ依頼した方が安心です。

4.許認可・安全管理体制

ドローンも航空機の一種として『航空法』の規制を受けますし、『小型無人機等飛行禁止法』に該当する飛行は禁止されていることをご存知でしょうか。これらの規制に基づいて、ドローンで撮影する際は「飛行許可」が必要になるのです。

しかし国土交通省発行の「全国包括承認書」を取得していると、通常であればフライト前の許可申請が必要な次のような条件下であっても、申請手続き不要でドローンを使用できます。

  • 日本全国の人口密集地(DID地区)
  • 建物等から30m以内
  • 夜間

包括承認を受けている映像制作会社であれば、撮影ごとに面倒な許可申請書の届けをする必要がなくなるため、スムーズに映像制作を進められます

DID地区

人口集中地区のことで、ドローン飛行には国土交通大臣の許可が必要なエリアです。大阪府はほぼ全域がDID地区に指定されていることは覚えておきましょう。包括申請を取得していれば、DID地区でも許可申請不要でドローンを飛行させられます

また、万が一に備え賠償責任保険に加入している映像制作会社であれば、より安心して撮影を任せられます。ドローンを飛行させて撮影するからには、不慮の事故で人や設備を傷つけてしまうかもしれません。保険に入っていなければ補償されるまでに時間がかかるかもしれませんが、保険に加入している映像制作会社であれば賠償もスムーズです。

5.ドローン以外の撮影・編集技術

スケジュールに余裕を持つ

動画コンテンツを作る際は、ドローン以外の撮影・編集技術も必要です。

たとえば、ロケ撮影やスチール・映像撮影まで対応してくれる映像制作会社であれば、撮影を1日にまとめられます。カメラマンの稼働日数は制作費用に直結する要素ですから、クルーの対応撮影技術は要確認です。

また、ドローンで撮影した映像を迫力ある作品に仕上げるためには、モーショングラフィックスやアニメーション、3DCGにも対応した映像制作会社に依頼してみてください。

ドローン空撮が可能な大阪のおすすめ動画・映像制作会社5選

ここまで紹介した要素をもとに、ドローン空撮が可能な大阪のおすすめ動画・映像制作会社を5社紹介します。

動画・映像制作会社特徴
株式会社ジェー・ピー・シー・国土交通省発行「全国包括承認書」取得済み
 (DID地区や夜間飛行可)
・対応しているドローン機種が多い
・都市部や屋内も撮影可能な極小機体マイクロドローン有
・ドローン撮影からロケ撮影、映像編集まで一貫対応
ドローンリンク関西・ドローン空撮に5万円から対応
・DID地区や夜間飛行も可能
8DRONE8・ドローン撮影と地上撮影を併用
・DID地区や夜間飛行も可能
HARIKI ind.・プランニングから撮影、編集まで一貫対応
・パイロット自身がプランニングから公開まで参加
Birds Eye・小型・中型・大型ドローンを複数保有
・安全管理に注力

ドローン空撮の対応範囲や強みを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.株式会社ジェー・ピー・シー

JPC_映像サイト

出典:株式会社ジェー・ピー・シー

株式会社ジェー・ピー・シーは京都に本社がある映像制作会社で、大阪を含めた京阪神地域で数多くの撮影実績があります。ドローン空撮をはじめ、ロケ撮影からディレクション、映像編集まで一任できることが特徴です。

都市部や屋内でも撮影可能な極小機体マイクロドローン(200g未満)を保有しているため、どのようなシーンでも空撮に対応してもらえます。屋内・障害物の多い場所での空撮に向いている「Mavic PRO」、強風域など空撮にも対応できる「Inspire 2」など、幅広い機種に対応していることも強みです。

国土交通省発行「全国包括承認書」を取得済みで、万が一に備えて対人保険・対物保険・プライバシー保険にも加入しているため、安心してドローン空撮を任せたい方はぜひ依頼してみてください。また、ドローン空撮の撮影実績だけでなく、ドローン空撮映像を取り入れた映像制作の実績も豊富なため、ハイクオリティな映像作品が期待できます

会社名株式会社ジェー・ピー・シー(ドローン特設サイト
営業エリア大阪・京都・神戸および関西圏全域
住所〒600-8062 
京都府京都市下京区恵美須屋町193
電話番号075-365-0571
許認可国土交通省発行「全国包括承認書」を取得
ドローン撮影費用マービックプラン(屋内向け):70,000円/2h
インスパイヤプラン(屋外向け):140,000円/4h
マイクロドローンプラン(ドローン規制エリア向け):150,000円/4h
映像制作費用ベーシック:350,000円~
スタンダード:500,000円~
プレミアム:700,000円~
まとめ撮り対応可能
映像制作の対応範囲企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・
BGM・効果音・モーショングラフィックス・アニメーションなど

株式会社ジェー・ピー・シーの公式ホームページはこちら

2.ドローンリンク関西

ドローンリンク関西

出典:ドローンリンク関西

ドローンリンク関西はドローン空撮に5万円から対応している映像制作会社です。DID地区・夜間・目視外などでの撮影も許可・承認を取得しており、イベントやフェスでの空撮に向いています

使用しているドローンは世界シェアNo.1であるDJI社の機体で、地上から最大高度149mまで対応していることが特徴です。国土交通省の許可・承認はもちろん、保険にも加入しているため安心して任せられます。

会社名合同会社connect films
住所〒532-0011
大阪府大阪市淀川区西中島3-12-15
新大阪龍馬ビル
電話番号06-4862-7476
許認可国土交通省の許可・承認
(阪空運第1636号 阪空検第774号)取得
ドローン撮影費用空撮サービス:50,000円~
映像制作費用プロモーションビデオ制作:80,000円~
(ドローン撮影と映像編集込み)
映像制作の対応範囲撮影・編集・簡易文字アニメーション作成

ドローンリンク関西の公式ホームページはこちら

3.8DRONE8

8DRONE8

出典:8DRONE8

8DRONE8(エイトドローンエイト)は大阪を拠点に、ドローン空撮動画に特化している映像制作会社です。国土交通省から飛行許可・承認を受けているため、DID地区や夜間飛行もスピーディーに対応してもらえます。

企画から撮影、編集まで対応しており、ドローン撮影と地上撮影を併用することも可能です。動画編集については予算に応じたプランを提示してもらえるので、一度問い合わせてみてください。

会社名8DRONE8
住所〒532-0024
大阪府大阪市淀川区十三本町1-20-20
アースビル3F
電話番号080-3773-6163
許認可日本全国の飛行許可・承認(1年間)
ドローン撮影費用1シーンプラン:45,000円
2シーンプラン:80,000円
映像制作費用要問い合わせ
映像制作の対応範囲企画・撮影・編集

8DRONE8の公式ホームページはこちら

4.HARIKI ind.

HARIKI ind.

出典:HARIKI ind.

HARIKI ind.はプランニングから撮影、編集、公開まで一貫対応している映像制作会社です。ドローンパイロット自身がプランニングから公開まで携わるため、ドローン空撮ならではの構成を作成してもらえます。

包括申請を取得しているので、スケジュールに空きがあればすぐに空撮してもらえることも特徴です。(イベント、夜間、目視外は別途申請必要)

会社名HARIKI ind.
住所〒579-8052
大阪府東大阪市上四条町10−8
電話番号080-4023-5788
許認可「無人航空機に係る許可・承認」取得済み
ドローン撮影費用ドローン空撮ベーシックプラン:150,000円〜
映像制作費用ドローン空撮プレミアムプラン:200,000円〜
(ドローン撮影と映像編集込み)
映像制作の対応範囲企画・撮影・編集

HARIKI ind.の公式ホームページはこちら

5.Birds Eye

Birds Eye

出典:Birds Eye

Birds Eyeは映像制作会社『株式会社思創堂』が運営するドローン空撮サービスです。総フライト時間は600時間と、ドローン技術にも信頼がおけます。小型・中型・大型ドローンを複数保有しており、シーンに応じて使い分けてもらえることが特徴です。

およそ300時間のフライトにつき墜落事故はゼロですが、万が一に備えた保険にも加入しています。Birds Eye独自の飛行ガイドラインも設けているため、安全管理には注力しているといえるでしょう。

会社名株式会社思創堂
住所〒543-0011
大阪府大阪市天王寺区清水谷町1-9 1F
電話番号06-6765-8786
許認可国土交通省許可申請済
ドローン撮影費用ベーシックPLAN:100,000円/3h
映像制作費用プロモーションPLAN:200,000円~
(ドローン撮影と映像編集込み)
映像制作の対応範囲企画・撮影・編集

Birds Eyeの公式ホームページはこちら

まとめ

ドローンを使用すると俯瞰した映像や迫力のあるダイナミックな映像、人が入れない場所なども撮影できますから、会社紹介動画やプロモーション動画の制作では積極的に活用することをおすすめします。また、ドローン撮影からロケ撮影、映像編集まで一貫対応している映像制作会社であれば、カメラマンの費用を抑えてクオリティの高い動画コンテンツを制作することが可能です。

また、ドローンの飛行には申請・許可が必要になります。包括申請を取得している映像制作会社であれば人口密集エリアなどのフライトでもスピーディーに対応してくれるので、あらかじめ取得資格を確認してみてください。

動画マーケでは、ドローン撮影からロケ撮影まで社内で対応している下記の映像制作会社を推奨しています。国土交通省発行「全国包括承認書」を取得済みで、対応しているドローン機種も多いため、どのようなシーンでも空撮に対応してもらえることが特徴です。ドローン空撮を取り入れた映像制作の実績も豊富なため、ぜひ一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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高岸 亮介
高性能のカメラや映像処理ソフトウェアを使いこなし、映像の品質と効果を最大限に引き出すことを得意としている。