大阪・京都のライブ映像配信・ウェビナーに最適な撮影スタジオ5選
動画コンテンツが急速に普及している近年、商品・サービスのプレゼンやセミナー、各種イベントをストリーミング技術を活用し、ウェビナー・ライブ配信で行う企業が増えています。しかし、自社の会議室ではライブ配信に必要な機材が揃っていなかったり、防音や吸音の設備が整っていないため、できることが限られてしまうとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのがウェビナー・ライブ配信に特化した撮影スタジオの活用です。とはいえ、一口に撮影スタジオもさまざま。ライブ配信やウェビナーに適したスタジオを選ぶことがまずもって重要です。
本記事では、質の高いライブ配信を行う条件やライブ配信・ウェビナーに最適な撮影スタジオを選ぶ5つのポイントについて詳しく解説しています。大阪・京都でおすすめしたい撮影スタジオ5選もご紹介していますので、ライブ配信・ウェビナーの実施を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
質の高いライブ配信・ウェビナーの条件とは?
ライブ配信やウェビナーを行うのであれば、できる限り需要のある配信にしたいですよね。どうすれば質の高いライブ配信・ウェビナーができるのかを詳しく見ていきます。
進行がスムーズ
ライブ配信やウェビナーの質を高めるために重要なのが進行です。どんな内容や構成にしてどこで配信するのか、どんなツールや機材を使用するのかなどを事前に明確にしておきましょう。
できれば台本や資料などを用意してリハーサルも行い、問題ないか確認してください。配信の際はハキハキと話したり、「あと30分で終わります」と時間を伝えたりすると、メリハリがついてよりスムーズに進めやすくなります。
視聴者とのコミュニケーションが円滑
うまくコミュニケーションが取れると、視聴者も「もっと観たい」と思うはずです。視聴者に笑顔で話しかける、コメントをすべて読み上げて回答する、視聴者の名前を呼んでからコメントするといった方法も、画面越しでも身近に感じられて喜んでもらえるでしょう。
不快に思われないように肯定的な言い方をするのも大切です。たとえば質問がきたときに「でも」「しかし」などの否定的な言い回しをすると視聴者が傷つくことも。まずは「コメントありがとうございます」「そうですよね」などの言葉で共感してから、優しく意見を伝えてみてください。
ダイナミックな表現を取り入れている
配信者の反応が薄かったり、テンションが低いまま進行したりすると視聴者が飽きやすくなります。視聴者からのコメントに対して大袈裟にリアクションするなど、ダイナミックな表現を取り入れると盛り上がり、視聴者も反応を楽しんでくれるはずです。
さらに「さぁ」「というわけで」「では」などの呼びかけをしてから話し始めるのも、勢いがついてテンポよく次に進めやすくなります。
ライブ配信・ウェビナーができるスタジオを選ぶ5つのポイント
ライブ配信やウェビナーができる撮影スタジオは複数ありますが、何となく決めてしまうと「設備が整っていない」などの理由から後悔する可能性もあります。ライブ配信やウェビナーができるスタジオを選ぶ際の、5つのポイントをまとめました。
1.防音・同録対応
雑音などが入り込んでしまっては、せっかくの配信も台無しです。外部の音が入り込まないように、防音設備が整っているスタジオを選ぶのがおすすめです。
映像のみを撮影すると、音声が聞き取りづらい箇所があり、後から後悔するケースもあります。映像の撮影だけでなく音声も同時録音(同録)ができるスタジオを利用すれば、編集時に音声を足すことが可能です。
また、クリアで高品質な音声を配信するためには、内蔵マイクよりも音質のよい外付けマイクやアンプがあるかなど、利用するスタジオの音響設備や機材も確認することが重要です。
2.クロマキー合成ができるグリーンバック常設の有無と照明機材
天気予報のように配信する映像をほかの背景と組み合わせたい場合には、「クロマキー(クロマキー合成)」ができる機材が揃っているスタジオを選びましょう。
色の違いを利用して、配信者とほかの背景を合成する技術を「クロマキー」と呼びます。このクロマキーを撮影するために必要な緑色のスクリーン「グリーンバック」の有無を確認してみてください。
照明がクロマキーに適した状態になっていることも確認しておきたいポイントです。配信者だけでなく、背景のグリーンバックにも均等に光が当たるようになっていれば、動画編集もしやすくなります。
クロマキー合成における照明の重要性については、こちらの記事で詳しく解説しています。
照明が超重要!グリーンバックを用いたクロマキー合成に最適な撮影スタジオとは?
3.配信用機材とスタッフ
配信にはカメラやマイク、ミキサー、スイッチャー、照明装置などが必要となります。これらの機材をすべて自分で揃えるのはなかなか難易度が高いです。
一つひとつが高額になりがちで手を出しにくかったり、どれが配信に適した機材なのかを調べるのに時間がかかったりすることも。機材を購入しても、大きいとスタジオまで持っていくのが大変です。そのため、配信用の機材をレンタルできるスタジオだと安心です。
ライブ配信に必要なものについては、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ライブ配信(映像配信)の仕組みを知ろう│必要なものや費用を安く抑えるコツとは?
専門的な機材も多いので機材を扱えるスタッフがいるスタジオを選ぶと、クオリティの高い配信ができるでしょう。
【動画マーケがおすすめ】全面白ホリ×クロマキー完備の防音スタジオ
4.インターネット回線速度
スタジオからライブ配信するならインターネットの回線速度も大切です。回線速度が遅いと、配信の途中で映像がフリーズしてしまうこともあります。
回線速度には、端末からインターネット上にデータを送信する「アップロード(上り速度)」と、インターネット上から端末にデータを受信する「ダウンロード(下り速度)」があります。
ライブ配信をする場合には動画をインターネット上で公開するため、確認するのはアップロードの回線速度です。安心してライブ配信を行うのにに必要な回線速度の目安は、300Mbps~とされています。この程度の数値があれば、基本的には配信も問題なく行えるでしょう。
回線速度がどれくらいなのかは、以下の方法で確認できます。
- 「Fast.com」にアクセスする
- Googleで「スピードテスト」と検索する
メインの回線に問題があったときに使える「バックアップ回線」も備わっているスタジオだと、ますます安心です。
5.価格と立地
撮影にかけられる金額が決まっている場合には、予算内でレンタルできるスタジオを探すことになります。スタジオのレンタル料はもちろん、最低何時間からレンタルできるのか、機材はいくらかかるのか、なども見ておきましょう。
曜日や時間帯によって料金が違う、お得なプランが用意されているといったケースもあります。
また、できるだけ自宅や自社、駅から近いほうが持ち込む道具や機材などがある場合の搬入はしやすくなりますし、忘れ物をしたときにも取りに行きやすいです。大きな機材を車に積んで持ち込むなら、スタジオに駐車場があると便利です。
【大阪・京都】ライブ映像配信・ウェビナーにおすすめの撮影スタジオ5選
上記のポイントを踏まえたうえで、大阪・京都でおすすめしたい、ライブ配信・ウェビナーに最適な撮影スタジオ5選をご紹介します。それぞれのスタジオの特徴についても触れていますので、関西圏で撮影スタジオをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
1.One Stop Studio KYOTO (ワンストップスタジオ京都)
出典: ワンストップスタジオ京都
撮影スタジオを選ぶ際に確認しておきたい条件を満たしており、大阪府・京都府でもっともおすすめなのが「One Stop Studio KYOTO (ワンストップスタジオ京都)」です。
1階のスタジオは入口に設置されている2重の防音扉や、スタジオ全体に貼ってある吸音マットで外部の音を遮断しており、防音が徹底されています。グリーンバックやクロマキーにも対応していて、同録も可能です。
照明は演色性が高く、色温度が安定している「キノフロライト」を使用。カメラやワイヤレスマイク、スイッチャーなどの配信に必要な機材も揃っています。カメラマンやスタイリスト、ヘアメイクなど、数多くの専門撮影スタッフが常駐していてサポート体制も万全です。
メインスタジオをレンタルする際の利用料金は1時間あたり9,000円、ハウススタジオの利用料金は1時間あたり10,000円。深夜・早朝の割増料があり、機材のレンタルは別料金です。いずれも使用できるのは最低4時間〜で、長時間の配信にも適しています。
スタジオのレンタルだけでなく、カメラマンやスイッチャーオペレーターの費用も含まれている「クロマキーライブ配信プラン」は、4時間までで200,000円(通常価格は290,000円)です。
四条駅から徒歩約8分、烏丸駅から徒歩約10分という好立地にあるのも魅力です。
所在地 | 〒600-8085 京都府京都市下京区葛籠屋町514-1 |
アクセス | 【京都市営地下鉄】四条駅より 徒歩8分 【阪急電車】烏丸駅より 徒歩10分 |
電話番号 | 075-708-5072 |
受付時間 | 9:00~21:00 |
URL | https://www.1stop-studio.kyoto/ |
2.MEDIA HEAD(メディア・ヘッド)
大阪府にある「MEDIA HEAD(メディア・ヘッド)」は、ライブ配信に特化した撮影スタジオです。24時間利用できるのが強みで、グリーンバックやクロマキー合成撮影、同録もできます。
配信用の機材もマイク、ミキサー、ハンディカムなどがあります。
「ライブ配信パック」は3時間130,000円で、延長する場合には別途相談が必要とのこと。南森町駅から徒歩約8分、大阪天満宮駅から徒歩約8分と駅から近いのも嬉しいポイントです。
所在地 | 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満5-16-13 NF高橋ビル3F |
アクセス | 【OsakaMetro】南森町駅より 徒歩8分 【JR】大阪天満宮駅より 徒歩8分 |
電話番号 | 06-6948-5315 |
URL | http://media-head.co.jp/ |
3. TC-STUDIO(TCスタジオ)
大阪府にあって配信にも適している撮影スタジオ「TC-STUDIO(TCスタジオ)」は、全面防音で同録も可能。黒幕やクロマキーに対応しているグリーンバック、配信用の機材であるカメラや照明、マイクなどもあります。
配信に使いやすいメインスタジオのプランは3種類。2:00〜8:00の6時間で66,000円、9:00〜17:00の8時間で44,000円、18:00〜24:00の6時間で55,000円です。時間が固定となりますが、リーズナブルな価格でレンタルしたい方にはおすすめです。
蛍池駅から徒歩約7分、大阪国際空港(伊丹空港)から徒歩約10分で、駐車場も完備されています。
所在地 | 〒560-0036 大阪府豊中市螢池西町2丁目5-20 TCスタジオビル |
アクセス | 【阪急電車・大阪モノレール】蛍池駅より 徒歩7分 |
電話番号 | 06-4307-5538 |
URL | https://www.tenapro.com/studio/ |
4.Studio v.v.(スタジオ ヴィヴィ)
大阪府にある「Studio v.v.(スタジオ ヴィヴィ)」は吸音材・防音扉などの防音設備や、高速ネット回線を完備している撮影スタジオ。インターネットの回線速度は、有線LANは下り620Mbps・上り45Mbpsと配信するには十分です。
カメラやマイクなどの機材もありますが、グリーンバックは有料です。ご自身で撮影するのが心配なときには、補助としてオペレーターに依頼できます。利用料金は、9:00〜20:00は通常1時間 5,000円、オペレーター付きプランだと1時間13,000円です。
江坂駅から徒歩約4分、新大阪駅から約徒歩8分の好立地にあります。
所在地 | 〒564-0052 大阪府吹田市広芝町10-25 第2池上ビル1F |
アクセス | 【OsakaMetro・北大阪急行】江坂駅より 徒歩8分 |
電話番号 | 06-6190-6276 |
受付時間 | 9:00~17:30 |
URL | https://www.pro-seeds.com/studio/lp/osaka/ |
5.ソメノキョウト
出典:ソメノキョウト
京都府の撮影スタジオ「ソメノキョウト」は、音楽イベントなども常時行われていて幅広い用途で使えます。グリーンバックを完備しており、配信しながら最大4アングルでの録画とマルチトラックレコーディングでのライブ収録ができます。
防音については記載されていませんが、音楽イベントにも使用されている場所なので外部の音は入りにくくなっているはずです。配信用機材はカメラ、ジンバル、スイッチャーなどが揃っています。カメラマンはオプション料金で依頼すれば対応可能です。
レンタル料金は平日と土日祝で異なり、時間帯によっても細かくわかれています。平日の9:00〜15:00の間で5時間利用する場合は49,500円、土日祝の16:00〜24:00に8時間利用するなら158,400円です。
河原町駅から徒歩約5分、祇園四条駅・三条駅から徒歩約8分の好立地です。
所在地 | 〒604-8022 京都府京都市中京区南車屋町280 キャニオンテラスビル3F |
アクセス | 【阪急電車】河原町駅より 徒歩5分 【京阪電車】祇園四条駅・三条駅より 徒歩8分 |
電話番号 | 075-256-3399 |
URL | https://www.someno.kyoto/ |
まとめ
今回は質の高いライブ配信やウェビナーの条件、ライブ配信やウェビナーができるスタジオの選び方、大阪・京都にあるライブ配信に適した撮影スタジオを見ていきました。
視聴回数を上げたい場合や集客につなげたいときなどは、配環境が整っていることも大切です。目標としていることを達成できるように、スタジオで魅力的な映像を撮影できたらよいですね。
動画マーケでは、大阪・京都などの関西圏で撮影スタジオをお探しの方に、下記のスタジオをおすすめしています。グリーンバックを用いたクロマキー合成や同録が可能で、バックアップ回線も敷設されているため、ライブ配信やウェビナーも安心して行えるでしょう。
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ワンストップスタジオ京都
- 飯高 健吾
- 高性能のカメラや映像処理ソフトウェアを使いこなし、映像の品質と効果を最大限に引き出す。
さらに、彼は映像の編集やポストプロダクションのスキルも持っており、撮影から編集までの一連の作業を自身で行うことも可能。
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