韓国語ナレーション収録の依頼におすすめーナレーター事務所5選
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韓国語ナレーション収録の依頼におすすめーナレーター事務所5選

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日本の輸出先4位、輸入先5位である韓国企業とのビジネスや韓国向けのプロモーションなどで、韓国語ナレーションが必要な機会が増えている日本企業も多いのではないでしょうか。韓国向けの動画コンテンツを制作する場合は、日本人向けの動画コンテンツを流用して字幕だけを韓国語にするのではなく、韓国語ナレーションを入れることで、より内容を理解してもらいやすくなります。

また、インバウンドの復活により観光案内やホテルはもちろん、博物館や美術館でも韓国語の音声ガイドが必須に。韓国語ナレーションの需要は、今後ますます増加していくことが予想されます。

本記事では、韓国語ナレーションの依頼におすすめのナレーター事務所を5つご紹介します。韓国語ナレーションの依頼方法費用相場ナレーター事務所の選び方についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ナレーター事務所・ナレーターキャスティングサービスとは?

ナレーター事務所・ナレーターキャスティングサービスとは?

登録しているフリーランスのナレーターを、必要に応じて派遣してくれるのがナレーター事務所・ナレーターキャスティングサービスです。

自社でナレーターを探すことは簡単ではありませんが、ナレーター事務所・ナレーターキャスティングサービスではナレーターの登録時に審査を行っていることがほとんどであるため、実力のあるナレーターを簡単に起用できます。

また、録音スタジオの手配や宅録データの品質管理を行ってくれる場合もあり、ナレーションのクオリティを担保してもらえることも特徴です。

宅録(ファストレコーディング)とは

ナレーターがリモート(自宅)で収録する手法のこと。納品スピードが早く価格も抑えやすいことがメリット。

韓国語ナレーションの活用シーン

企業が韓国語ナレーションを活用するシーンとしては、次のような例が挙げられます。

  • PR・商品説明動画のナレーション
  • 観光案内・施設案内の音声ガイド
  • イベント・セミナーの司会・MC

このような場面では、韓国語ナレーションを積極的に活用していきましょう。

PR・商品説明の動画の韓国語ナレーション

PR・商品説明の動画の韓国語ナレーション

韓国向けのPR・商品説明動画を制作する際は、韓国語ナレーションを活用することをおすすめします。

冒頭で触れたように、韓国語の字幕をつけただけの動画では、伝えられる情報量が限られてしまいます。人が読み取れる文字数は3〜4文字/秒といわれており、字幕は1行10文字程度の情報量にしかなりません。

また、字幕は少し目を離せば情報に追いつけなくなってしまうため、視聴者の集中力によってはほとんど情報が伝わらない危険性もあります。

韓国語ナレーションを挿入しておけば、一場面で伝えられる情報量が増えることが特徴です。視覚だけでなく聴覚からも情報を伝えられるため、より確実に訴求できるでしょう。

観光案内・施設案内の韓国語音声ガイド

観光案内・施設案内の韓国語音声ガイド

観光地やホテル、博物館、美術館などの案内にも韓国語の音声ガイドを導入することで、インバウンド対策が行えます。スタッフが韓国語を話せなくても韓国語の音声ガイドを用意しておけば、わかりやすく正確な情報を伝えられるように。

また、注意喚起への理解を促せることも、音声ガイドを導入する大きなメリットです。立ち入り禁止や飲食禁止などの守ってもらうべき注意事項は、案内板に記載しているだけでは見てもらえる可能性が低いですが、音声ガイドで知らせることで理解してもらいやすくなります。

韓国人観光客のカスタマーエクスペリエンスを向上させる韓国語ナレーションは、インバウンド向けのアピールとなります。他の観光スポットや施設と差別化するためにも、積極的に韓国語の音声ガイドを導入することをおすすめします。

イベント・セミナーで韓国語対応が可能な司会・MC

イベント・セミナーで韓国語対応が可能な司会・MC

韓国人が参加するイベント・セミナーを開催する際は、韓国語を話せる司会者・MCを起用することで、スムーズな進行が可能になります。韓国人だけでなく日本人も参加するセミナーであれば、バイリンガル・トリリンガルのナレーターに依頼した方がいいでしょう。

ナレーター事務所・ナレーターキャスティングサービスのなかには、韓国語ネイティブからバイリンガル・トリリンガルのナレーターへの依頼が可能なところもあります。活用シーンに応じて、適したナレーターが選べる事務所を選ぶとよいでしょう。

韓国語ナレーションの依頼方法

韓国語ナレーションが必要になった場合、ナレーターの起用方法としては主に次の3つが考えられます。

  • 社内で韓国語が話せるスタッフを探す
  • クラウドソーシングやスキルマーケットで募集する
  • ナレーター事務所・ナレーターキャスティングサービスに依頼する

社内で韓国語話者を探すことは、あまり現実的ではないでしょう。クラウドソーシングやスキルマーケットで募集することも可能ですが、品質にバラつきがあるというデメリットも。韓国語を勉強中というレベルのナレーターが応募してくる可能性もあるため、品質管理が難しく、トラブルに発展する可能性もあります。

その点、ナレーター事務所やナレーターキャスティングサービスであれば、韓国語の実力も担保されており、音質管理も徹底しています。企業がビジネスシーンで使用することを考えると、ナレーター事務所・ナレーターキャスティングサービスに依頼することをおすすめします。

【動画マーケがおすすめ】安心して任せられるナレーター・MCを厳選!

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韓国語ナレーション依頼の費用相場

外国語ナレーションは日本語ナレーションよりも費用が高くなりやすいです。韓国語のナレーションを依頼する場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

下記の表は、ナレーション尺に応じた韓国語ナレーションのスタジオレコーディング費用の相場です。

ナレーション尺料金相場目安
5分40,000円程度拘束時間:1時間程度2,000字前後
10分70,000円程度拘束時間:2時間程度4,000字前後
30分120,000円程度拘束時間:4時間程度10,000字前後
60分150,000円前後拘束時間:半日18,000字前後

上記はあくまでもナレーション費用の相場であり、別途スタジオ賃料などが必要になります。スタジオ賃料は設備や配置スタッフの数にもよりますが、半日で2万円〜5万円程度が相場です。

宅録で韓国語ナレーションを依頼する場合は、スタジオレコーディングよりも料金が安くなります。下記の表は、韓国語ナレーションを宅録で依頼した際の費用相場です。

文字数納期:1日~2日納期:1週間
500文字程度20,000円~40,000円程度8,000円~10,000円程度
1,000文字程度30,000円~70,000円程度15,000円~30,000円程度
5,000字程度80,000円~100,000円程度30,000円~60,000円程度
10,000字程度100,000円~70,000円~

5分程度の韓国語ナレーションを収録する場合、スタジオ収録なら6万円以上、宅録なら1万円以上は予算を確保しておくことをおすすめします。

韓国語ナレーションを依頼できるナレーター事務所の選び方

韓国語ナレーションを依頼できるナレーター事務所の選び方

韓国語ナレーションを依頼するナレーター事務所を選ぶ際は、次の6つのポイントを確認してみてください。

  1. ネイティブスピーカー在籍の有無
  2. 料金体系
  3. 納品までの期間
  4. 収録方法(スタジオ収録・宅録)
  5. ボイスサンプル
  6. サポート体制

ナレーター起用に失敗しないためにも、すべての観点から安心できるナレーター事務所を選びましょう。

1.ネイティブスピーカー在籍の有無

ネイティブスピーカー在籍の有無

一口に「韓国語に対応しているナレーター」といっても、次の2パターンがあることをご存知でしょうか。

  • ネイティブスピーカー(母語話者)
  • ノンネイティブスピーカー(第二言語話者)

韓国語が母国語であるネイティブスピーカーに依頼すると、より自然な韓国語でのナレーションが可能となり、コンテンツのクオリティ向上が期待できます。

ただし、ネイティブスピーカーの場合は日本語でコミュニケーションが取れない可能性も。細かく指示を出したい場合などは、日本語でコミュニケーションがとれるナレーターを選ぶ方がよいでしょう。

ナレーター事務所を選ぶ際は、ネイティブスピーカーや日本語が話せる韓国語ナレーターに依頼できるかなど、依頼内容にあったナレーターが在籍しているかどうかを確認しておきましょう。

それぞれ条件で絞って検索できるナレーター事務所であれば、目当てのナレーターを簡単に見つけることができるでしょう。

2.料金体系

料金体系

一般的に、ナレーターへの依頼費用はスタジオレコーディングの場合は収録時間(拘束時間)、ファストレコーディング(宅録)の場合は原稿の文字数など、納期に応じた料金体系になっていることがほとんどです。

スタジオレコーディング・ファストレコーディングいずれの場合も、料金体系が明確になっているナレーター事務所を選びましょう。編集は別料金となっているナレーター事務所もあるため、料金プラン内でどこまで対応してもらえるかを確認しておくことも重要です。

また、媒体追加料金契約制限についてもあらかじめ確認しましょう。ナレーションを複数媒体で使用する場合、媒体ごとの追加チャージがかかるケースもあります。たとえば商品紹介動画を展示会・Web広告・YouTubeの3媒体で使いたい場合などは、トータルの契約料金について見積もりをもらってください。

3.納品までの期間

納品までの期間

ナレーター事務所によっては、24時間納品に対応している場合もあります。ナレーター事務所によって異なりますが、1営業日から7営業日程度まで納期が選べることがほとんど。急いでいる場合は、最短でどれくらいの納期になるのかを確認してみてください。

また、基本的に納期が短ければ短いほど、価格は高くなる傾向にあります。費用を抑えるためには、余裕をもったスケジュールで収録しましょう。

4.収録方法(スタジオ収録・宅録)

収録方法

料金体系の項目で先述したとおり、ナレーションの収録方法には次の2種類があります。

比較項目スタジオレコーディングファストレコーディング(宅録)
収録場所専用スタジオナレーターの自宅
メリット音質にこだわりやすい収録に立ち会う必要がない
ナレーション費用を削減できる
スピーディーに納品してもらえる
デメリットスタジオ確保の必要がある
費用は高くなりやすい
品質管理が難しい
活用シーン例ナレーション品質にこだわりたいとき
細かくディレクションしたいとき
(CM素材・プロモーション動画素材など)
価格を抑えたいとき
素早く納品してもらいたいとき
(社内向けの学習教材・SNS広告・Web広告素材など)

それぞれのメリット・デメリットを考慮したうえで、制作するコンテンツにあった収録方法を選んでみてください

宅録はスタジオレコーディングに比べると品質が落ちやすいものの、高性能な収録機材が手に入りやすくなったことにより、以前に比べ品質は大きく向上しています。社内の学習教材やSNS・Web広告などのナレーションであれば、宅録でも品質に問題を感じることはほとんどないでしょう。

スタジオ収録と宅録のどちらが適しているのかがわからない場合は、双方に対応しているナレーター事務所に相談してみてください。

5.ボイスサンプル

ボイスサンプル

ナレーションを依頼する際は、イメージする声に近いナレーターを探せるかどうかが重要です。イメージと異なるナレーターに依頼してしまうと別のナレーターに再度依頼することとなり、余分な費用がかかってしまいます。

読み方や雰囲気などは実際の声を聞いた方がイメージしやすいですから、ボイスサンプルを確認できるナレーター事務所を選んだ方が安心です。

6.サポート体制

サポート体制

ナレーター事務所の選び方についてお話しましたが、初めて韓国語ナレーションを依頼する場合、そもそもどのような声が制作するコンテンツに合っているのか、どの収録方法が適しているのかがわからないという方も多いかと思います。

そんな場合は、サポート体制がしっかりしているナレーター事務所を選べば安心です。なかには、コンシェルジュが在籍しており、依頼内容に適したナレーターを手配してくれるところも。

ナレーターの選び方や収録方法など、自社にマッチしたキャスティング方法をアドバイスしてくれるナレーター事務所に相談してみてください

韓国語ナレーションの依頼におすすめのナレーター事務所5選

ここまで紹介したポイントをふまえて、韓国語ナレーションの依頼におすすめのナレーター事務所を5つ紹介します。

キャスティングサービス特徴
ボイスマートネイティブスピーカーが在籍
スタジオ手配から収録まで一任でき、動画制作も可能
専門コンシェルジュに相談できる
媒体ごとの追加チャージなし
株式会社TPSプロの外国人ナレーターが多数在籍
1回までは無料で再録音・再編集
ハートフルヒューマンボイス代表者もナレーターとして活躍
翻訳業務も可能
メディアボイックス官公庁や教育機関へのナレーション実績あり
翻訳も合わせて依頼可能
株式会社高電社ナレーション原稿の翻訳も合わせて依頼できる

韓国語ナレーターを探している方は、ぜひ参考にしてください。

1.ボイスマート

ボイスマートTOP

出典:ボイスマート

ボイスマートは、ナレーター・MC・司会に特化したナレーターキャスティングの総合事務所です。厳選されたフリーランスのナレーターが120名以上在籍しており、韓国語のネイティブスピーカーも登録されています。

申し込みから納品までのすべてが電話・メールで完結し、MAスタジオの手配から音声収録、納品までを一貫して対応してもらえることが特徴です。また、専任のコンシェルジュが在籍しているため、依頼内容に適したナレーターや収録方法について相談できます。初めて韓国語ナレーションを依頼する場合も、安心して任せられるでしょう。

スタジオ収録と宅録の両方に対応しており、どちらも媒体追加料金や契約制限のないシンプルな料金体系であることも強みです。媒体ごとの追加チャージがないため、複数媒体に展開したい場合でも安心して利用できます。

また、運営会社が映像制作を行っているため、韓国向けの動画コンテンツ制作と韓国語ナレーションをあわせて依頼すれば、スムーズに動画制作が行えるでしょう。

運営会社株式会社ジェー・ピー・シー
問い合わせ先075-365-0571
韓国語ネイティブスピーカー在籍あり
スタジオ収録の費用目安ナレーター収録:60,000円~70,000円
スタジオレンタル:24,000円~45,000円(3時間・参考価格)
宅録の費用目安100文字程度(20〜30秒程度):7,500円〜
500文字程度(1〜2分程度):25,600円〜(納期による)

ボイスマートの公式ホームページはこちら

2.株式会社TPS

株式会社TPS

出典:株式会社TPS

株式会社TPSは、英語・中国語・韓国語などプロの外国人ナレーターが多数在籍している事務所です。立ち会いが必要な場合は都内のスタジオで国内在住ナレーターが収録し、立ち会いが不要な場合は海外で現役アナウンサーや声優が宅録で対応します。

宅録音声にノイズが入っていたり読み間違いがあったりした場合は、1回までは無料で再録音・再編集してもらえます

運営会社株式会社TPS
問い合わせ先03-3443-9361
韓国語ネイティブスピーカー在籍あり
スタジオ収録の費用目安ナレーション料:40,000円~/1h
スタジオ使用料:10,000円~13,000/円1h
その他データ作成料・録音アテンド料など
宅録の費用目安6,000円~/分(最低料金20,000円から)

株式会社TPSの公式ホームページはこちら

3.メディアボイックス

メディアボイックス

出典:メディアボイックス

メディアボイックスは、翻訳にも対応しているナレーター事務所です。ネイティブナレーター・プロのアナウンサーが韓国語ナレーションに対応しており、企業だけではなく官公庁や教育機関でのナレーション実績もあります。

翻訳まであわせて依頼する場合は、動画に合った尺調整にも対応してもらえることが特徴です。また、シナリオ翻訳・字幕翻訳まで依頼する場合は、パッケージ料金が適用されます。

運営会社有限会社 メディアボイックス
問い合わせ先03-3725-9121
韓国語ネイティブスピーカー在籍あり
スタジオ収録の費用目安シナリオ翻訳:18,000円~
ナレーション費:50,000円~
パッケージ料金:65,000円~(5分尺の場合)
宅録の費用目安なし

メディアボイックスの公式ホームページはこちら

5.株式会社高電社

株式会社高電社

出典:株式会社高電社

株式会社高電社は韓国語や中国語の翻訳サービス、音声合成を手掛ける企業です。ネイティブスピーカーによる外国語ナレーションサービスも提供しており、会社紹介や製品紹介、映像ソフトの吹き替えなどに対応しています。

ナレーション原稿の翻訳も合わせて依頼できるので、韓国語原稿の用意まで一任したい場合は選択肢になるでしょう。

運営会社株式会社高電社
問い合わせ先03-6705-5720
韓国語ネイティブスピーカー在籍あり
スタジオ収録の費用目安Aランク:50,000円
Bランク:35,000円
Cランク:10,000円〜20,000円
宅録の費用目安要問い合わせ

株式会社高電社の公式ホームページはこちら

まとめ

動画コンテンツを活用して韓国向けのプロモーションを行う場合は、伝えられる情報量を増やすためにも、韓国語ナレーションを挿入することがおすすめです。また、観光地やホテル、博物館、美術館などに韓国語の音声ガイドを導入し、インバウンドへの対策をとっておくことも重要です。

韓国語ナレーションを依頼する場合は、事前にネイティブスピーカー在籍の有無や料金体系、サポート体制などを確認しておきましょう。また、イメージに近いナレーターに依頼することが重要になるため、ボイスサンプルがあり、コンシェルジュに相談できるナレーター事務所に依頼することをおすすめします。

動画マーケでは、韓国語ナレーションの実績が豊富で、専任コンシェルジュにサポートしてもらえる下記のサービスを推奨しています。ナレーションの依頼から動画制作まであわせて依頼できるため、コンテンツ制作の窓口を一本化できることもメリットです。

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中島 英太
企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。