動画ナレーション収録の依頼・手配におすすめのナレーターキャスティング事務所5選
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動画ナレーション収録の依頼・手配におすすめのナレーターキャスティング事務所5選

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動画にナレーションを入れることで、視覚だけでなく聴覚からの情報伝達を行えるため、より多くの情報を視聴者に伝えられます。また、ナレーターの声の抑揚で「感情」を伝えられるため、インパクトを与えることで動画に注目してもらえるというメリットも。プロのナレーターにナレーション収録を依頼することで、動画のクオリティが格段に上がり、訴求力の向上が期待できます

しかし、「ナレーションの依頼を考えているけど、どの事務所にナレーターの手配を依頼したらいいのかわからない」「安いところに依頼したいけど、失敗は避けたい」といった課題をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ナレーションの依頼先の選定に迷う方に向け、おすすめのナレーター事務所選び方のポイントを解説します。依頼・手配の相場もご紹介しますので、ぜひナレーター事務所選びのご参考にしてください。

動画ナレーション収録の依頼・手配の相場

会社選定に移る前に、まずは動画ナレーションの費用相場が気になる方が多いのではないでしょうか。

動画ナレーションの依頼・手配の料金は、ナレーションの尺やスタジオ利用の有無によって変動します。たとえば、通常のスタジオで収録し、4分〜8分のナレーション尺(原稿文字数は〜2,000文字程度)で、ナレーター事務所に依頼するとします。その場合の費用目安は次のとおりです。

スタジオ収録費用25,000円/h(税別)
ディレクター費用30,000円(税別)
事務所所属ナレーター費用65,000円(税別)
その他必要な費用交通費や二次利用費(媒体の追加に伴って生じる費用)

事務所によってプラン内容や費用は異なるものの、上記の金額が一般的です。また、ナレーション収録には、ナレーターの自宅で収録する「宅録」と呼ばれるものもあります。宅録の相場目安は以下でしょう。

事務所所属ナレーター費用45,000円(税別)
その他必要な費用媒体追加する際は二次利用費

宅録はスタジオナレーションよりも費用を抑えられるものの、事務所に所属している以上、ある程度の料金がかかる傾向にあります。注目を集めている宅録ではありますが、宅録に対応していないナレーター事務所も多いようです。

動画ナレーション収録の依頼・手配でおすすめのキャスティング事務所5選

動画ナレーションの依頼をする際には、以下の5社がおすすめです。

  1. ボイスマート(株式会社ジェー・ピー・シー)
  2. アテイン株式会社
  3. アスナレ(株式会社ビー・エイチ・プロ)
  4. ボイスダイレクト(株式会社コムワークス)
  5. ハートフルヒューマンボイス(株式会社Hh-VOICE)

それぞれの事務所の特徴を見ていきましょう。

⒈ボイスマート(株式会社ジェー・ピー・シー)

ボイスマート_TOP

出典:ボイスマート

ボイスマートは、株式会社ジェー・ピー・シーが運営する、ナレーター・MC司会のキャスティングサービスです。ナレーター・ナレーション事務所として日本人だけでなく外国人など120名以上が所属しており、キャストの数が多いのが特長です。男性、女性、子供/子役、外国語のナレーターが在籍しており、幅広い用途で活用できます。外国語は、アメリカ英語、中国語(北京語/マンダリン)、韓国語に対応しております。

料金体系のわかりやすさ、費用の安さにも強みがあります。ボイスマートのスタジオ・宅録における標準的な依頼料金は次のとおりです。

ボイスマートのスタジオナレーション費用(目安)

スタジオ収録費用

25,000円/h(税別)

ボイスマートナレーター費用

40,000円(税別)

ボイスマートの宅録ナレーション費用(目安)

ボイスマートナレーター費用

1週間 ~100文字程度 :2,700円~

ボイスマートはネットから依頼できるナレーション手配サービスのなかでも最安値級の価格帯でありながら、ハイクオリティなナレーションを納品できる点が支持されており、非常に高いリピーター率を誇っています。

また、宅録ナレーションのサービスも充実しており、日本人ナレーターだけでなく外国人ナレーターへの宅録収録の依頼から納品まで、オンラインで簡単に注文できます。こちらもネットで依頼可能な宅録ナレーションの依頼サービスのなかで最安値級の価格帯となっており、安価でハイクオリティなナレーションを納品してもらうことができます。

その他にも、ナレーターの検索性に長けており好みのナレーターを見つけやすい、サポート体制が万全でコンシェルジュが候補者を提案してくれる、といった強みもあるようです。ナレーター候補者の具体的なイメージが湧いていない場合でも、気軽に問い合わせをしてみるとよいでしょう。

社名株式会社ジェー・ピー・シー
サービス名VOICE MART(ボイスマート)
会社設立年月日1994年10月3日
電話番号075-365-0571(代)
所在地〒600-8062
京都市下京区富小路通高辻下る恵美須屋町193番地
事業内容ナレーター派遣と共に、映像スタジオ運営、
動画・映像制作をワンストップで。
従業員数81名
サービスページURLhttps://www.voice-mart.jp/

⒉アテイン株式会社

アテイン株式会社

出典:アテイン株式会社

アテイン株式会社は、司会やナレーターの派遣業をしている会社です。ナレーション収録は、日本語だけでなくドイツ語や英語、中国語、韓国語といった多くの言語に対応しています。

セレモニーや研修会で使われる、スライドや映像にマッチしたナレーターの手配にも対応可能です。また展示会などのためにナレーションの収録をする際には、ナレーターにただ原稿を読み上げてもらうのではなく、商品の魅力を伝えられるように指導しているようです。

映像編集やe-Learning制作に長けている会社であるため、収録コンテンツを各種メディアで展開するサポートも対応してくれます。

社名アテイン株式会社(Attain Corporation)
サービス名なし
会社設立年月日1992年4月9日
電話番号03-3255-4721
所在地〒101-0042 
東京都千代田区神田東松下町17
ニッテン神田ビル
事業内容e-Learning制作・販売、スタジオ運営、映像制作・編集
従業員数50名(社員・アルバイト含む)
サービスページURLhttps://www.attainj.co.jp/production/narration.html

⒊アスナレ(株式会社ビー・エイチ・プロ)

アスナレ(株式会社ビー・エイチ・プロ)

出典:株式会社ビー・エイチ・プロ

アスナレは、音声合成や配信、サウンド制作を手がける株式会社ビー・エイチ・プロが提供するサービスです。

ナレーションサービスは、「アスナレ<宅録>」「アスナレ<派遣>」の2つに分かれています。アスナレ<宅録>は、サービス開始以来、さまざまな業種の企業から利用されているのが強みです。アスナレ<派遣>はナレーターに直接指示を出したい方向けのサービスで、収録現場に立ち会うことができ、ナレーションの品質をコントロールできます

その他、各種動画やゲームの音楽制作、アナウンスや警告音の音声制作もおこなっています。培ってきたノウハウを元に、音質の優れたナレーションを提供してくれるでしょう。

社名株式会社ビー・エイチ・プロ ( BHPro )
サービス名アスナレ
会社設立年月日2004年1月
電話番号03-4405-5910
所在地〒153-0063
東京都目黒区目黒1-4-16目黒Gビル7F
事業内容音声LSI向け音声分析制作、ナレーション制作、
BGM・効果音制作、音響効果・MIX業務など
従業員数社員・契約社員4名
ナレーター・声優74人
サウンドクリエイター24人
サービスページURLhttps://www.bhpro.jp/index.html

⒋ボイスダイレクト(株式会社コムワークス)

ボイスダイレクト(株式会社コムワークス)

出典:株式会社コムワークス

株式会社コムワークスが運営するボイスダイレクトは、動画への翻訳・字幕組み込みサービスや、ナレーションサービスなどがあります。

収録されたナレーションの著作権はフリーであるため、複製・使用・販売を自由に行えます。期限設定もされていないため、無期限で多用途に流用できるのが魅力です。

スタジオ収録は受け付けていないものの、原稿ファイルさえ用意すればナレーターに依頼できる手軽さに強みがあるようです。原稿の読み上げは、スピードや雰囲気、イントネーションなどの指示ができるため、

イメージに近い音源を納品してもらいやすいでしょう。

社名株式会社コムワークス (COMWORKS CO.,LTD.)
サービス名VoiceDirect(ボイスダイレクト)
会社設立年月日1995年7月
電話番号048-883-9629
所在地〒330-0052
埼玉県さいたま市浦和区本太2-9-24
事業内容ノンリニア編集システム製造販売、
デュプリケーター製造販売、 映像制作など
従業員数非公表
サービスページURLhttps://comworks.co.jp/narration/

⒌ハートフルヒューマンボイス(株式会社Hh-VOICE)

ハートフルヒューマンボイス(株式会社Hh-VOICE)

出典:株式会社Hh-VOICE

ハートフルヒューマンボイスを運営する株式会社 Hh-VOICEは、Hh-VOICE代表のナレーターを筆頭にナレーター業務を提供しています。外国語ナレーションにも対応しており、ネイティブの英語ナレーターの提供や翻訳業務の代行もしているようです。

声の職人として、作り手の心が伝わるナレーション制作に力を入れており、クライアントの思いを聴き手に届けることに強みがあります。

ナレーションだけでなく、音声データによる納品や映像にシンクロさせたナレーション収録・編集も受け付けています。

社名株式会社 Hh-VOICE(エイチボイス)
サービス名ハートフルヒューマンボイス
会社設立年月日2018年8月28日(法人設立日)
電話番号044-328-9337
所在地〒215-0025
神奈川県川崎市麻生区五力田2-11-6-202
事業内容ナレーター、提携ナレーター・声優のコーディネート及び
キャスティング、ナレーター育成など
従業員数提携ナレーター・声優 40名
クリエイター20名(Infic) 
マネージャー2名
サービスページURLhttps://www.hh-voice.jp/

ナレーションの依頼・手配先を選ぶ際の7つのポイント

ナレーションの依頼・手配先を選定する際には、以下7つのポイントを意識するとよいでしょう。

  1. 料金がわかりやすいか
  2. 料金が安いか
  3. 好みのナレーターを容易に探せるサイトか
  4. 対応ジャンルが幅広いか
  5. サポート体制が万全か
  6. 宅録(ファストレコーディング)にも対応しているか
  7. 映像撮影もワンストップで行っているか

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

1.料金がわかりやすいか

ナレーションの事務所を選ぶ際には、料金が安価で料金体系がわかりやすいかも重要です。ナレーションの依頼料金は、次のような要素で変動するのが一般的です。

  • 媒体ごとの追加チャージ
  • 使用期間制限
  • スタジオの利用時間 など

項目ごとに細かく料金が設定されていると、料金の算出が煩雑になりやすく、「見積もりを進めるなかで予算オーバーになってしまった」のようなトラブルも起こりがちです。こうした問題を避けるうえでは、複雑な料金体系のところは避けるのが賢明でしょう。

料金がわかりやすいサイトを探す際のコツは、HPを見た際に依頼料金を直感的に理解できるかを意識することです。また、次のような特徴があるかも確認するとよいでしょう。

  • 媒体ごとの追加チャージがない
  • 使用期間制限がない(契約延長が不要である)
  • 利用媒体にかかわらず料金が一律である
  • 交通費などの雑費も料金に含まれている など

多層的に費用が加算されなければ、その分料金はシンプルになります。こうした特徴を持つ事務所は、料金が把握しやすい傾向にあります。

2.料金が安いか

依頼費用が安価であるかも、重要な選定ポイントです。一つ一つのナレーションを用意するコストを下げられれば、幅広い用途で依頼しやすくなります。

ただし、料金の安さだけに特化しているサイトには注意が必要です。ナレーションやサービスの品質を下げる代わりに、安価で提供している事務所もあります。その場合、「納品後の音源にノイズが入っている」「想像と異なり、まったく自社のテイストに合わない」といった問題が生じやすくなります。単純に安価なナレーターを手配して料金を下げているケースにおいて、こうしたトラブルが発生しやすくなるでしょう。

料金が安く品質も高い会社を見極めるコツは、スタジオ撮影、映像編集、ナレーター収録までをワンストップで受け付けているかを確認することです。自社にスタジオを完備しており、運営元が映像・Web・グラフィックなどの制作も手がけている場合、仲介手数料など余計な費用を減らせます。それにより、品質を落とさず大幅なコスト削減が可能となるのです。

3.好みのナレーターを容易に探せるサイトか

好みのナレーターを容易に探せるサイトか

ナレーションの依頼先を選定する際には、ナレーターが掲載されているサイトの見やすさ、探しやすさが重要です。具体的には、次のポイントを確認するのがおすすめです。

  • 用途や属性別にカテゴリ分けされているか
  • 不要な情報がない、シンプルであるか
  • ナレーターごとの料金が簡単に確認できるか
  • キーワードで検索ができるか
  • 詳細なプロフィールもすぐに確認できるか
  • 音声サンプルが聴けるか

また必要に応じて、詳細な検索ができるかも大切です。たとえサイトの外観がシンプルでも、検索機能が充実していなければ、自社の好みに合うナレーターを探すのに時間がかかりやすくなります。たとえば、「性別」「サービス」「言語」といった大きなカテゴリからナレーターを手軽に探せるサイトがおすすめです。「詳細検索」などの機能があり、得意なジャンルやテイスト、方言を指定して検索できると、なおよいでしょう。

検索機能が充実している事務所であれば、効率的にイメージ通りのナレーターを見つけられるはずです。

4.対応ジャンルが幅広いか

対応ジャンルが幅広いか

日本人成人のナレーション以外にも、以下のナレーションに対応している事務所もおすすめです。

  • 外国語ナレーター
  • 子供/子役ナレーター

現時点では子役や外国語のナレーターを活用する予定がなくとも、これらに対応している事務所を普段から利用しておくと、必要になった際にスムーズに依頼できます。

ここからは、外国語ナレーター、子供/子役がどのような場面で必要になるのかを解説します。

外国語ナレーター

昨今では、企業のグローバル展開が活発になっており、海外向けのプロモーションの重要度も高まっています。日本語を英語に翻訳して、動画に英語のナレーションを付ければ、海外の人にも自社の魅力を伝えやすくなるでしょう。

外国語ナレーターを提供しているサイトを比較検討する際には、英語だけでなく中国語や韓国語などの言語にも対応しているところを選ぶとよいでしょう。また、ネイティブ・非ネイティブの双方に依頼ができるところもおすすめです。

子供/子役ナレーター

会社のカルチャーや商材によっては、元気に溢れる、子供調のナレーションを用いた方が、自社のブランドをより魅力的に表現できるケースもあります。たとえば、子供向けのエコプロダクツ展子供の教育教材アニメキャラクターなどのシーンでナレーションを使う際には、成人の声よりも子供の声の方がフィットします。そうしたケースでは、子供調のナレーションができるナレーターに任せるのがおすすめです。

5.サポート体制が万全か

依頼に際してサポート体制が充実しているかも注視すべきポイントです。ナレーター事務所の中には、仲介コンシェルジュがナレーター選定のサポートをしてくれるところもあります。

仲介コンシェルジュがいない場合、依頼主がナレーターを1人ひとり吟味しなければなりません。労力がかかるのはもちろんのこと、「たくさん探したけど、よいナレーターが見つからなかった」「直感で選んだら、映像のテイストとまったく合わなかった」といった問題も生じやすいです。

一方で全案件に対してコンシェルジュが付き、問い合わせから案件完了まで丁寧にサポートしてくれるところであれば、そうした問題を避けられます。コンシェルジュが依頼の目的などをヒアリングした後、各案件に最適なナレーターを提案してくれます。

6.宅録(ファストレコーディング)にも対応しているか

宅録(ファストレコーディング)とは

宅録にも対応しているかも大切なポイントです。

収録方法には、宅録とスタジオ収録の2つの方法があります。宅録では、スタジオの利用料金やディレクター費用が発生しないため、コストを大きく抑制できます

たとえば、2分〜4分のナレーション尺(原稿文字数は、〜1,000文字程度)の場合、2つには次のような料金差が発生します。

  • スタジオ収録(半日コースで3時間):40,000円~50,000円(税別)
  • 宅録:18,700円(税別)

上記のとおり、宅録では料金が半額以下となることが多いのです。

ただし、それぞれにはメリットもデメリットもあります。スタジオ収録の方が値段はかかりますが、ナレーターに直接指示出しができ、音源の品質も高い傾向にあります。TVCMや製品のプロモーション動画には、スタジオ収録の方が適しているでしょう。

そのため、自社の状況や用途にあわせて使い分けをしていくことが大切です。たとえば宅録は、制作予算が十分にない社員向けのe-ラーニング教材などの用途で音質はそこまでこだわらない、といった場合に利用するとよいでしょう。

宅録ナレーションの手配におすすめのナレーターキャスティング事務所については、こちらの記事で詳しく解説しています。
動画・映像の宅録ナレーションの手配におすすめのナレーターキャスティング事務所5選

7.映像撮影もワンストップで行っているか

ナレーター事務所の選定に当たっては、映像撮影にも対応している会社かも重要です。

ナレーションは映像の一部として使われることが多いです。質の高いナレーションを用意しても、組み合わせる映像にミスマッチがあれば、最終的な制作物の品質は低くなります。

ナレーションと映像を効果的に組み合わせるうえでは、映像撮影の際に、依頼主の目的や用途を理解しているかナレーションの雰囲気を理解しているかそれに合う映像が撮影できるかといったポイントが重要になってきます。

ナレーター派遣から映像撮影、またその後の編集も一貫して対応している会社の方が、そうしたポイントを押えて制作してもらいやすいです。

ナレーター(ナレーションの声)を選ぶ際のポイント

ナレーターを選ぶ際には、活用目的に合わせることが大切です。

たとえば、ビジネスシーンで活用する場合は、落ち着きがあり、丁寧な声のナレーターが適しています。就職活動で活用するケースでは、自社に好印象を抱いてもらうよう、丁寧さをベースにしつつも明るさや爽やかさも演出できるナレーターがよいでしょう。

子供向けのアニメであれば、にぎやかさや優しさ、明るさを感じるトーンのナレーターが活躍します。英語ネイティブに向けて英語のナレーションをするならば、ネイティブスピーカーに担当してもらった方が、正確で聞き取りやすくなります。

ナレーターを決める際には、「人気」「実績が豊富」といった部分だけでなく、自社の利用目的に沿っているかも意識することが大切です。

ナレーターの選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
映像制作のナレーション収録を徹底解説│映像コンテンツに適したナレーター選び

ナレーターの手配・依頼をする際の流れ

最後にナレーターを依頼する際の全体像を紹介します。依頼の流れや内容は会社ごとに微妙に違いがありますが、流れのイメージを掴む上で参考になるはずです。

スタジオ収録の場合

スタジオ収録で依頼する場合の流れは、以下のとおりです。

  1. お問い合わせ・ヒアリング
  2. ナレーター候補者の提案・見積り
  3. 発注・収録日の確定
  4. 収録
  5. 完了・支払い

まずは、依頼者がナレーション事務所のサイト内の申し込みフォームから問い合わせをします。その後、事務所のスタッフが問い合わせ内容についての確認・ヒアリングをし、ヒアリング内容をもとにナレーター候補者の選定や見積もりがされます。

提案・見積もりの内容を依頼者が確認し、問題がなければ、収録日時、収録スタジオを確定しましょう。この際には、読み上げる原稿や映像ナレーションイメージの用意も必要になります。

指定の日時・スタジオにキャストが派遣されるため、依頼者が現場に立ち会い、ナレーション収録を実施します。収録を終えたら正式発注日の翌日までに音声が納品されます。その後、請求書が送付されるため、お支払いいただき、取り引き完了です。

宅録の場合

宅録の場合も、基本的な流れはスタジオ収録と一緒で、次のステップで収録が進行します。

  1. お問い合わせ・ヒアリング
  2. ナレーター候補者のご連絡・お見積り
  3. ご発注
  4. 収録
  5. 納品
  6. 完了・お支払い

異なる点は、4番目の「収録」以降です。キャストが自宅でナレーション収録作業をした後、ナレーターが事務所に音源を提出します。内容を確認後、問題がなければ、依頼者のもとに音源が納品されます。修正の要望がなければ、その時点で納品完了です。最後に届いた請求書をもとにお支払いをします。

まとめ

おすすめのナレーターキャスティング事務所や選び方のポイント、ナレーションの依頼・手配の相場などについて詳しくお話してきましたが、いかがでしたか。

ナレーターの手配においては、料金体系がわかりやすいかや、料金が安いかが重要なポイントに。また、自社の案件に合ったナレーターを探しやすいサイトであるか、コンシェルジュが提案してくれるかどうかも大切です。

スタジオ収録、宅録にはそれぞれよい点、悪い点があるため、案件に応じて使い分けが必要です。スタジオ収録と宅録のどちらにも対応しているキャスティング事務所を選んでおくと安心でしょう。

動画マーケでは、スタジオ収録・宅録の両方に対応しており、料金のわかりやすさ、安さにも強みがある下記のナレーターキャスティング事務所をおすすめしています。コンシェルジュも在籍しているため、ナレーターの手配が必要になった際は、まずはコンシェルジュに相談をしてみるとよいでしょう。

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中島 英太
企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。