研修動画の制作実績が豊富な京都のおすすめ映像制作会社5選
教育コストの削減やスタッフの品質管理を目的に、研修動画の導入を検討している企業が増えています。昨今はほとんどの企業でインターネット環境はもちろん、スマートフォンやPCを用意していますから、視聴デバイスに困ることはないでしょう。
とはいえ、研修動画を制作するからには、伝えたい内容をわかりやすく伝えられるものにしなければなりません。一度制作すれば繰り返し活用できる研修動画だからこそ、映像制作会社に制作を依頼することをおすすめします。
本記事では、研修動画の制作実績が豊富な京都の映像制作会社を5社ご紹介。失敗しないためのコツや費用相場などについても詳しく解説しますので、研修動画の制作をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。
研修動画の種類は3つ
一口に研修動画といっても、その種類は下記の3つに分けられます。
種類 | 特徴 | 向いている例 |
---|---|---|
マニュアルタイプ | 業務内容を映像でレクチャーする 紙のマニュアルより分かりやすい | 定型業務の研修 (機械の操作方法など) |
セミナータイプ | 講師が動画内で説明する 会場に集めるより社員の負担を減らせる | 抽象的なテーマの研修 (リーダーシップ論など) |
ドキュメンタリータイプ | 状況を追体験させられる | 具体的なシーンの研修 (顧客対応など) |
どのタイプの研修動画を制作すべきかをイメージしたうえで映像制作会社と打ち合わせをすることで、制作すべき動画の方向性がスムーズに決められるでしょう。では、それぞれの研修動画の詳しい内容について解説していきます。
マニュアルタイプ(定型業務の研修)
新入社員・未経験者が特定の業務を効率的かつ正確に実行できるようにすることが目的であれば、マニュアルタイプの研修動画が向いています。
製造業の会社を例に挙げると、機械の操作方法・操作手順などを動画にすることで、紙のマニュアルよりも理解してもらいやすくなるでしょう。被教育者の知識レベルにあわせて専門用語の解説も研修動画内に取り入れると、より理解度が高まります。
関連記事:マニュアル動画制作の成功ノウハウ公開!成功事例5選もご紹介
セミナータイプ(抽象的なテーマの研修)
講師が説明するタイプの研修動画は、セミナータイプに分類されます。リーダーシップトレーニングやチームビルディングなどの抽象的なテーマに向いており、会議室などに社員を集めて行う研修を動画で再現しているともいえるでしょう。
会議室などに社員を同時に集めると業務が滞ってしまいますが、セミナータイプの研修動画であれば、各人が好きな場所・好きなタイミングで学べます。
ドキュメンタリータイプ(具体的なシーンの研修)
具体的なシーンを再現した研修動画は、ドキュメンタリータイプと呼ばれています。自動車教習所のビデオ学習素材をイメージするとわかりやすいでしょう。問題解決や事故防止の研修に向いており、社員に状況を追体験させられます。
クレーム対応などの研修を行う場合、実際に寄せられたクレームを再現した研修動画を用意することで、より臨場感を持って学習してもらえるでしょう。
研修動画の制作費用相場
簡単な研修動画の制作であれば、それほど高額な費用はかかりません。
マニュアルタイプはシンプルな内容が多く、費用を抑えられるケースが多いですが、精密機器の操作方法の説明に3DCGを用いる場合などは、費用が高くなります。
セミナータイプも比較的安価に制作できますが、背景に資料やグラフなどを映す場合はクロマキー合成が必要になるため、50万円〜程度の予算を確保した方がいいでしょう。
また、ドキュメンタリータイプはモデルを起用するケースが多いため、モデルのキャスティング費用などを含め、制作費用の相場は100万円〜程度と高くなりやすいです。
なお、研修内容のテーマごとに複数本の動画を制作するケースが多い研修動画は、まとめ撮りが可能な映像制作会社に依頼することで、一本あたりの制作費用を抑えることができます。
研修動画を制作するメリット
研修動画を制作すると、企業側・社員側の双方にメリットがあります。それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
企業側のメリット
研修動画を制作する企業側のメリットとしては、教育にかかる費用の削減が挙げられます。研修動画は一度制作すれば繰り返し使用できるため、研修講師への謝礼や紙のマニュアルの印刷代削減などにつながります。
また、全スタッフが同じ研修動画を視聴することで、指導する社員の教え方などによって得られる知識に差が出ることを防げるでしょう。これにより、スタッフの知識やサービスの品質などを管理しやすくなります。
社員側のメリット
研修を受ける社員側のメリットとしては、場所や時間を選ばずに、自分の好きなタイミングで学習できることが挙げられます。
また、動画であれば研修内容を何度も繰り返し視聴できるため、理解した部分はスキップし、わからない部分のみを集中的に復習するなど、効率的に学習を進められるでしょう。
研修動画の制作を成功させるための5つのポイント
繰り返し使用する研修動画だからこそ、制作する際は次の5つのポイントを意識することが大切です。
- インプットとアウトプットを取り入れる
- モーショングラフィックスなどでわかりやすく表現する
- 動画1本あたりの長さは10分程度に収める
- 映像制作会社に依頼する
- まとめ撮り可能な映像制作会社に依頼する
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
1.インプットとアウトプットを取り入れる
研修動画では情報をインプットさせるだけでなく、研修内容をアウトプットする場面も取り入れましょう。動画をただ見るだけでは知識として定着しませんから、ポイントごとにクイズを出すなどの工夫をしてみてください。
アウトプットのためにどういったコンテンツを取り入れるのかは、映像制作会社に相談してもいいでしょう。ただし、映像制作会社に任せきりにするのではなく、自社の教育担当と相談して決めることをおすすめします。
2.モーショングラフィックスでわかりやすく表現する
研修内容の理解を促進させるため、モーショングラフィックスなどの編集技術を動画に取り入れるとよいでしょう。
たとえば、作業工程を説明する際、全体像をモーショングラフィックスを活用して図解することで具体的な動きのイメージがつきやすくなり、言葉のみで説明するよりも理解しやすくなります。モーショングラフィックスはモノやヒトの動きを表現することに適しているため、ぜひ活用してみてください。
3.動画一本あたりの長さは10分程度に収める
研修動画の制作においては、研修で伝えたいことを一本の動画にすべて収めるのではなく、一本の研修動画につき伝えたいテーマは一つに留めるのが効果的です。研修テーマごとに動画を制作し、可能な限り短めの尺にするようにしましょう。
学校の授業や過去の研修を思い出せば実感する方も多いかもしれませんが、10分もすれば受講者の集中力は途切れることが多いです。そのため、研修動画は長尺にしすぎず、一本あたり10分程度の長さに収めることが望ましいです。
4.映像制作会社に依頼する
無料ソフトなどを使用すれば、自社で映像を制作することもできるでしょう。しかし、学習者を飽きさせず、かつ理解を深められるような研修動画を制作するためには、モーショングラフィックスなどの編集技術を用いることが必須となります。
また、研修動画は繰り返し使用するものですから、映像制作のプロである制作会社に依頼し、わかりやすい動画、伝えたいことが伝わる動画を制作してもらうことをおすすめします。研修動画の制作実績が豊富な映像制作会社であれば、より効果的な表現などをアドバイスしてもらえるでしょう。
【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!
5.まとめ撮り可能な映像制作会社に依頼する
テーマにあわせて動画を複数本制作するケースが多い研修動画では、まとめ撮りが可能な映像制作会社に依頼することで、トータルコストを抑えられます。まとめ撮りの対応可否については、映像制作会社がまとめ撮りに適した自社スタジオを保有しているかどうかによって決まります。
たとえば、撮影時に映像と音を同時に収録できる「同録スタジオ」であれば、後からナレーションを付け加える必要がなく、撮影期間を短縮できます。また、リアルタイム編集が可能なスタジオを完備している映像制作会社であれば効率的に動画編集を進められるため、トータルコストを抑えやすいでしょう。
まとめ撮りに対応していない映像制作会社に複数本の研修動画の制作を依頼した場合、スタジオの賃料やオペレーター費用がかさみ、最終的な編集コストも高くなってしまいます。動画一本あたりの制作費用を抑えるためにも、映像制作会社のまとめ撮りの可否は必ず確認してください。
研修動画の制作実績が豊富な京都のおすすめ映像制作会社5選
この記事でお話してきたポイントをふまえ、研修動画の制作実績が豊富な京都の映像制作会社を5社ご紹介します。
映像制作会社 | 特徴 |
---|---|
株式会社ジェー・ピー・シー | まとめ撮りに対応 同録可能なスタジオ完備 一本あたりの制作コストを抑えやすい モデルやナレーターのキャスティングにも対応 |
株式会社 虹映社 | 編集のみの依頼も可能 DVDなどへのパッケージングも対応 |
ダイヤモンドプロ | セミナータイプの研修動画に強い 編集のみのプランあり |
ウィンドミル | 編集技術を絞ったプランあり |
株式会社グラフィック | 研修動画への知見・実績あり BtoB企業におすすめ |
制作会社ごとの特徴や強みについてもご紹介しますので、映像制作会社選びの参考にしてみてください。
1.株式会社ジェー・ピー・シー
株式会社ジェー・ピー・シーは京都を拠点とする映像制作会社で、研修動画の制作実績が豊富です。まとめ撮りに適した同録可能なスタジオを自社で保有しており、リアルタイム編集にも対応しているため、複数本の研修動画の撮影から編集までをまとめて依頼できます。
モーショングラフィックスや3DCG、クロマキー合成など、さまざまな映像表現に対応しているため、わかりやすい研修動画を制作してくれるでしょう。また、モデルやナレーターのキャスティングも依頼できるため、研修動画の制作に必要な工程をすべて任せられます。
京都で研修動画の制作を依頼したいと考えている方は、まずジェー・ピー・シーを頼ってみるといいでしょう。
会社名 | 株式会社ジェー・ピー・シー |
住所 | 〒600-8062 京都府京都市下京区恵美須屋町193 |
電話番号 | 075-365-0571 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・モーショングラフィックス・3DCG・ VFX・アニメーション・ロケ撮影・ドローン撮影など |
概算費用 | ベーシック:350,000円~ スタンダード:500,000円~ プレミアム:700,000円~ ※動画のまとめ撮りも可能 |
2.株式会社 虹映社
出典:株式会社 虹映社
虹映社は企画から納品までをワンストップで対応している映像制作会社で、動画制作全般に対応しています。操作方法・使用方法をわかりやすく説明する動画の制作をこころがけており、編集のみを依頼することも可能です。
撮影機材・編集機材・録音ブースを社内で保有しており、完成動画をDVDなどにパッケージングしてもらうこともできます。
会社名 | 株式会社 虹映社 |
住所 | 〒602-8155 京都府京都市上京区主税町1101番地 |
電話番号 | 075-813-7077 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集など |
概算費用 | 要問い合わせ |
3.株式会社ダイヤモンドプロ
出典:株式会社ダイヤモンドプロ
ダイヤモンドプロは、デモンストレーションを見せたりブランドエッセンスを伝えたりする教育・Eラーニング系の動画制作実績があるため、セミナータイプの研修動画を制作したい場合におすすめです。
研修動画を複数本制作し、コストを抑えたい場合には、最低限の編集だけを任せるシンプルプランで依頼してみてください。
会社名 | 株式会社ダイヤモンドプロ |
住所 | 〒602-8057 京都府京都市上京区下長者町通堀川東入紹巴町19-6 |
電話番号 | 075-441-4848 |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集・ナレーション・キャスティング・ BGM・効果音・モーショングラフィックス・3DCG・アニメーションなど |
概算費用 | シンプルプラン:10万円~ ベーシックプラン:35万円~ プレミアムプラン:70万円~ |
4.株式会社ウィンドミル
出典:株式会社ウィンドミル
ウィンドミルは企業向けの研修・マニュアル動画制作を得意としており、新入社員・アルバイト研修をはじめ、定期研修用動画、営業・セールスマニュアルなどの制作実績があります。
使用技術は限定的ですが、比較的安価なプランが用意されているため、価格面を重視する方にとっては選択肢となるでしょう。ただし、オプションを加えると他の映像制作会社と同水準になる可能性が高いため、一度見積もりを取ることをおすすめします。
会社名 | 株式会社ウィンドミル |
住所 | 〒604-8106 京都府京都市中京区丸木材木町671 エクレーヌ御池705 |
電話番号 | ホームページに記載なし |
動画制作の対応範囲 | 企画・撮影・編集など |
概算費用 | フルオーダーメイド:10万円~ セミオーダーメイド:8.5万円~ 素材持ち込み映像・動画編集:5.5万円~ |
5.株式会社グラフィック
出典:株式会社グラフィック
株式会社グラフィックは、研修動画に経験のある映像制作会社です。とくに法人向け動画の制作実績が豊富で、社員教育やウェビナー風の研修動画も制作してもらえます。
企画、シナリオライティング、動画撮影・編集まで対応してもらえるため、はじめて研修動画を制作する場合でも安心できるでしょう。
会社名 | 株式会社グラフィック |
住所 | 〒615-0021 京都府京都市右京区西院三蔵町47-3 |
電話番号 | 080-4603-6632 |
動画制作の対応範囲 | 企画・シナリオライティング・撮影・ 編集・ナレーション・ドローン撮影など |
概算費用 | 医療機器紹介動画:30万円~ 操作マニュアル・商品使い方動画:20万円~ ドクターセミナー動画:15万円~ |
まとめ
一度制作すれば繰り返し活用できる研修動画は、企業側・社員側の双方にメリットがあります。研修動画は一本だけ制作することは珍しく、研修テーマ別に複数本用意するケースが多いため、まとめ撮りに対応している映像制作会社に依頼することで、コストやスケジュールを削減できます。
動画マーケでは、同録やリアルタイム編集などのまとめ撮りに適したスタジオを自社に保有しており、モーショングラフィックスや3DCGなど、研修動画に効果的な編集技術に対応している下記の映像制作会社をおすすめしています。研修動画の制作実績も豊富にあるため、動画構成や活用方法について悩んでいる方も一度相談してみてください。
【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!
企画・撮影・編集まですべてお任せ
JPCの動画制作
- 中島 英太
- 企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。
関連記事同じタグが付いた記事
動画マーケがおすすめするその他の動画広告媒体・制作サービス