ウェビナー代行会社おすすめ5選 | 業者の選び方・配信を成功させるコツとは
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ウェビナー代行会社おすすめ5選 | 業者の選び方・配信を成功させるコツとは

ロケ中継/ハイブリッドイベント

コロナ禍以降、オンラインマーケティング施策の一環として「ウェビナー」を開催する企業が増加しました。

従来型の対面セミナーよりコストを抑えやすく、参加者数の物理的な制限もないため、今後もWeb配信を活用したウェビナー開催は、企業のビジネス戦略として定着していくでしょう。しかし、実際にウェビナーを実施するには機材準備や配信環境構築、進行管理など専門的なノウハウが必要です。そのため、ウェビナー代行会社へ依頼して運用支援を受ける企業も増えています。

そこで今回は、おすすめのウェビナー代行会社を5社紹介します。代行業者の選び方や、配信を成功させるコツも紹介するので、初めてウェビナーを開催する方や、ウェビナーの品質向上を目指す担当者は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ウェビナー(Webセミナー)とは

ウェビナーとは「Web」と「Seminar」を合わせた言葉で、その名のとおり、Web上で開催するセミナーのことを指します。Webセミナー・オンラインセミナーも同義です。

物理的な会場準備が不要で、日本全国どこからでも参加できるため、医療・製薬・教育・IT業界などを中心に、幅広い業界で活用が進んでいます。BtoBマーケティングや顧客コミュニケーションの手法としても注目されています。

主な活用シーン

ウェビナーの主な活用シーンとしては、次のような例が挙げられます。

  • リード獲得・ナーチャリング目的のセミナー
  • 新製品発表会やデモンストレーション
  • 既存顧客へのフォローアップ
  • 社内研修や教育イベント

たとえば、ターゲットの興味関心の高いテーマのウェビナーを企画し、Web広告やSNSで参加者を募れば、効率的に新規リードを獲得できます。会場までの移動が必要な対面型のセミナーに比べ、ウェビナーは時間や場所の制約が少ないため、集客しやすいことがポイントです。

また、リアル会場への搬入が難しい製品のデモンストレーションも、ウェビナーなら手軽に開催できます。

さらに、複数の拠点をもつ企業の社内研修にも、ウェビナーの活用が効果的です。全拠点で一斉に同じ研修を受けられるので、社員の移動や講師派遣にかかるコストを削減しつつ、研修の内容や質も統一できます。

ウェビナー開催のために必要な設備・体制

さまざまな場面におすすめのウェビナーですが、パソコンさえ用意すれば開催できるというものではありません。

ウェビナーを成功させるためには、次のような設備・体制を整える必要があります。

  • 基本機材(PC・カメラ・マイク・照明)
  • 音声・映像処理機器(ミキサー・スイッチャー・エンコーダー)
  • 配信ソフト・配信プラットフォーム
  • 配信会場・背景・照明環境
  • インターネット回線
  • 予備機材・バックアップ体制
  • 配信スタッフ・オペレーター

それぞれどのような準備が必要なのか詳しく見ていきましょう。

基本機材(PC・カメラ・マイク・照明)

まず、ウェビナーのために必要な基本機材としては、PC・カメラ・マイク・照明が挙げられます。

土台となるPCは、安定的に配信できるだけの処理性能が必要です。また、映像品質を高めるためには、PC内蔵のカメラ・マイクではなく、専用のカメラ・マイクを用意すべきでしょう。映像が暗いとウェビナーの印象が悪くなってしまうため、撮影専用の照明を準備することも大切です。

音声・映像処理機器(ミキサー・スイッチャー・エンコーダー)

高品質な映像・音声を届けるためには、ミキサー・スイッチャー・エンコーダーなどの処理機器も不可欠です。

音声・映像処理機器の役割

ミキサー:登壇者の声・司会者の声・BGMなどの音声を調整するための機材
スイッチャー:複数のカメラからの映像を切り替えるための機材
エンコーダー:撮影映像・音声を配信用に変換する機材

もちろん機器を用意するだけではなく、状況に応じて操作できる技術者も手配しなければなりません

配信ソフト・配信プラットフォーム

ウェビナーの配信ソフト・配信プラットフォームにも、いくつか種類があります。ツールごとに機能や料金プラン、分析データの取得方法が異なるため、目的に応じて最適なプラットフォーム選定を行いましょう。代表例は次のとおりです。

YouTubeライブYouTube上の大規模配信向けプラットフォーム

・配信・視聴ともに無料で利用でき、拡散力・集客力が高い点が魅力
・配信後に自動でアーカイブ保存されるため、イベント後の視聴や宣伝にも活用可能
・安定配信のためには、有線LANでの映像送信がおすすめ

おすすめ用途:新製品発表会、PRイベント、社外向けセミナーなど
Zoom
(Zoom Webinars)
Zoomの有料ライブ配信プラットフォーム

・安定した通信品質と操作性で企業ウェビナーの定番
・Q&A・アンケート・投票機能を活用した双方向コミュニケーションも可能
・ホストが視聴者を選んで限定配信する機能や、参加登録・分析機能あり

おすすめ用途: BtoB向け商談セミナー、採用イベント、社外研修など
Microsoft Teams
(ウェビナー機能)
Microsoft 365と統合された企業向け配信ツール

・ウェビナー機能の利用には主催者が有料プラン加入必須だが、
 ビデオ通話機能(最大60分間、100人まで参加可能)を利用する場合は無料
・既存のTeams環境を活用できるため、社内連携・情報共有がスムーズ
・セキュリティ性能が高く、情報管理を徹底したい場合におすすめ

おすすめ用途: 社内研修、社員総会、パートナー企業向け説明会など
Vimeo
(Vimeo Live)
高画質・高セキュリティな有料配信プラットフォーム

・視聴者制限やパスワード保護、有料配信など自由度の高い設定が可能
・ブランディング性の高いデザインカスタマイズにも対応
・映像品質を重視するウェビナーにも最適

おすすめ用途: ブランドイベント、株主総会、教育コンテンツ配信など

関連記事:ライブ配信プラットフォームのおすすめはどれ?最適な選び方もご紹介!

配信会場・背景・照明環境

質の高いウェビナーにするためには、配信会場にもこだわる必要があります。スタジオや会議室、レンタルスペースなどの選択肢がありますが、まず、ウェビナー中に余計な雑音が入らない環境であることが前提です。ストレスのない配信には、防音設備のあるスタジオを使用するのが最も確実です。

また、グリーンバック設備のあるスタジオを選べば、テーマに合わせた背景を合成できるため、視覚的な訴求力も高まります。たとえばテレビ番組風の演出をしたい場合や、背景にプレゼンテーション資料やデータを表示したい場合などは、グリーンバック設備を手配できる代行業者へ相談してみてください。

配信会場・背景・照明環境

グリーンバックスタジオ

肌色と最も被りにくい緑色をバックにしたスタジオ。
グリーンバックで撮影した映像をキーイングし、緑色の部分に背景画像を合成する。

また、グリーンバックを用いた配信の際は、ライティングにも注意が必要です。クロマキー合成をスムーズに行うためには、セミナー登壇者を照らすだけではなく、背景の色を均一に保つための照明機材・ライティング技術が求められることを知っておきましょう。

関連記事:照明が超重要!グリーンバックを用いたクロマキー合成に最適な撮影スタジオとは?

インターネット回線

遅延なく安定した映像を配信するためには、インターネット回線にも配慮しなければなりません。

スムーズな配信のためには、上り・下り回線ともに100Mbps以上は確保するのがおすすめです。会場のインターネット環境は事前に確認し、もし回線速度が足りない場合は、ウェビナー代行業者などの相談して配信用回線を設置してもらいましょう。

予備機材・バックアップ体制

ウェビナー配信では、ネットワークトラブルや音声不良などのリスクが発生することもあります。万が一のトラブルに備え、予備機材・バックアップ体制を確保しておくことも重要です。

とくに代替PCやバックアップ回線は、必ず用意しておきましょう。音声トラブルや映像トラブルにすぐ気付けるよう、ウェビナー参加者と同じ環境で視聴するスタッフを用意するのもポイントです。

配信スタッフ・オペレーター

ここまで紹介したウェビナー配信に関する知識・技術があり、事前に設備や環境を整えられる場合は、社内の人員だけでウェビナーを配信することも不可能ではありません。

しかし、講演の台本や資料なども準備し、さらに配信環境も構築するとなると、ウェビナー担当者に大きな負担がかかります。

また、もし配信中にトラブルが発生すれば、主催者のイメージダウンにつながりかねません。

ウェビナー担当者が講演内容に集中し、なおかつ万が一の配信トラブルに備えるためにも、プロの配信スタッフ・オペレーターに協力してもらうことを検討してみてください

ウェビナー配信を成功させる4つのコツ

さて、ウェビナー配信を成功させるためには、ここまで紹介した設備を用意することとあわせて、次の4つのコツを意識することが重要です。

  1. ゴールを明確化してターゲットを設計する
  2. 入念なリハーサル・事前テストを実施する
  3. インターネット回線・機材・バックアップ環境を安定化させる
  4. 実力のある配信代行業者に依頼する

それぞれのコツについて、詳しく解説します。

1.ゴールを明確化してターゲットを設計する

もっとも重要なのは、ウェビナーを通じて「誰に何をさせたいか」を明確にすることです。たとえば社内研修が目的なら、単なる講義形式にしてもいいかもしれません。しかし、より知識の定着を図りたい場合は、参加者にアウトプットさせる時間も設けるといいでしょう。

一方、新規リード獲得が目的なら、商談予約などにつながる内容にしなければなりません。ターゲット層が興味のあるテーマを選定することはもちろん、ウェビナーの中で商談予約を促すような工夫も必要です。

このように、まずはウェビナーのゴールを明確にし、誰に何を伝えるのかを定義したうえで、顧客ニーズに合わせた台本設計を行いましょう

2.入念なリハーサル・事前テストを実施する

優れた講演内容を設計したとしても、いきなり本番に臨んでは、スムーズに配信できない可能性が高いです。

講演者の練習としてはもちろん、配信スタッフ・オペレーターとの連携を確認するためにも、必ず事前テストを実施しましょう。必ず本番と同じ環境で実施することが大切です。

遅くとも本番3日前までには通しリハーサルを行い、台本やプレゼンテーション資料、カメラ・マイクなどの機材に問題がないか確認してみてください

3.インターネット回線・機材・バックアップ環境を安定化させる

入念にリハーサルをしても、ネット環境が安定していなければ、スムーズな配信は実現できません。最低でも100Mbps以上を確保すべきと紹介しましたが、参加者が多い場合、1Gbps(1,000Mbps)以上の環境を用意しましょう。

また、高性能なネット環境・配信機材を用意しても、本番で何らかの不具合が発生する可能性もゼロではありません。そのため、バックアップ環境を確保しておくことも重要になります。

4.実力のある配信代行業者に依頼する

ネット環境や配信機材などについて紹介しましたが、内容が専門的で、どのような準備をすればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

そのような場合は、ぜひ実力のあるウェビナー配信代行業者へ依頼することも検討してみてください。ウェビナー代行会社選びのポイントは、後の章で紹介します。

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ウェビナー代行会社に依頼するメリット

ウェビナー代行会社に依頼するメリットとしては、次の3点が挙げられます。

  • 自社担当者がセミナー内容に集中できる
  • 配信環境を安定させられる
  • トラブル発生時にも臨機応変に対処してもらえる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

自社担当者がセミナー内容に集中できる

講演の台本やプレゼンテーション資料も用意しつつ、さらにインターネット回線や配信機材の準備にまで対応するとなると、ウェビナー担当者の負担が非常に大きくなってしまいます。

また、そもそも回線・配信機材の準備には専門知識が求められるため、誰もが対応できるものではありません。

ウェビナー代行会社に依頼すれば、回線・配信機材関連の設定から解放されるため、担当者はセミナー内容に集中できます。結果としてセミナー内容の質を高められることは、大きなメリットといえるでしょう。

配信環境を安定させられる

ウェビナー代行会社に依頼すると、配信環境を安定させられることもポイントです。

大規模ウェビナーに対応できる通信環境を整備したスタジオを借りることも可能ですし、外部会場へのモバイル回線・臨時回線の敷設、複数系統の通信バックアップ構築も任せられます。

とくにウェビナー専門スタジオではない、会社の会議室・レンタルスペースなどからウェビナーを配信する場合、ロケ配信技術に優れたウェビナー代行会社へ依頼することを検討してみてください。

トラブル発生時にも臨機応変に対処してもらえる

ウェビナーを開催中に万が一、配信トラブルが発生してしまった場合も、ウェビナー代行会社へ依頼しておけば臨機応変に対処してもらえます。

配信中止という最悪のケースを避けるためにも、失敗できないウェビナーこそ、代行業者の力を借りてみてください。

ウェビナー代行会社を選ぶ7つのポイント

ウェビナー代行会社といっても、各社ごと実力には差があります。そのため依頼先を選ぶ際は、次の7つのポイントを比較してみてください。

  1. 対応プラットフォームと配信形式
  2. 出張ライブ配信への対応可否
  3. スタジオの有無
  4. 配信機材・スタッフ
  5. 演出・制作クオリティ
  6. アーカイブ配信・オンデマンド配信への対応
  7. これまでの配信実績

それぞれの判断ポイントを解説します。

1.対応プラットフォームと配信形式

ウェビナーに活用できるプラットフォームにはYouTubeライブ、Zoom、Microsoft Teams、Vimeoなどいくつか種類がありますが、代行会社によって対応範囲が異なります。

そのため、すでに使用したいプラットフォームが決まっている場合は、そのツールでの配信をサポートしてくれる代行会社に依頼しましょう。

また、各プラットフォームの機能・特性を熟知している代行会社に相談すれば、参加者とのコミュニケーション方法なども提案してくれますし、トラブルの心配も減らせます

2.出張ライブ配信への対応可否

ウェビナーを自社の会議室やレンタルスタジオから配信したい場合は、出張ライブ配信(ロケ配信)に対応した代行会社に頼らなければなりません。

しかし、出張ライブ配信のためには、現地環境に合わせた機材選定・通信手配など、高度なスキルが必要です。必ずしもすべてのウェビナー代行会社がロケに対応しているわけではないため、注意してください。

3.スタジオの有無

よりウェビナーの質を高めたい場合は、代行会社が専用スタジオを有しているかどうかで依頼先を決めてもいいでしょう。

防音スタジオ・グリーンバックスタジオを完備している代行会社に依頼すれば、ワンランク上のウェビナーを実現できます

また、外部講師を招く場合は、スタジオスタッフの対応や、控室・プロンプターの有無なども確認しておきましょう。

4.配信機材・スタッフ

ウェビナー配信には、通信・映像・音響・照明などさまざまな専門機材・スキルが求められます。

さらに、スムーズなウェビナー配信を実現することはもちろん、万が一のトラブルに迅速に対応するためには、スタッフ同士の連携が不可欠です。

そのため、よりハイクオリティなウェビナーを実現したい場合は、高品質な機材を揃えており、なおかつ経験豊富な技術スタッフが在籍している代行会社に相談してみてください。

5.演出・制作クオリティ

ウェビナー参加者に好印象を抱いてもらうためには、視覚的な演出が重要です。

とくにブランドやイベントテーマに合わせたリッチな演出をしたい場合は、背景映像の制作クオリティも確認してみてください。また、必要に応じて画面上にリアルタイムでグラフィックやテロップを表示できるかどうかも要確認です。

6.アーカイブ配信・オンデマンド配信への対応

ウェビナーの成果を最大限に高めるためには、ライブ配信だけではなく、アーカイブ配信・オンデマンド配信へ展開することが重要です。

アーカイブ配信・オンデマンド配信

アーカイブ配信:ライブ配信の録画映像を、後日そのまま視聴できるようにすること。見逃し配信ともいう。

オンデマンド配信:収録・編集した動画を公開すること。ライブ配信の録画映像から冗長な場面をカットしたり、字幕を追加したりすることで、動画コンテンツとしての質を高められる。

単にウェビナーの配信をサポートするだけの代行会社もあれば、アーカイブ配信・オンデマンド配信までワンストップ対応している代行会社もあるため、あらかじめ確認してみてください。

7.これまでの配信実績

ここまで機材や技術、サービス面のポイントを紹介してきましたが、同時にこれまでの配信実績も確認してみてください。

ウェビナー配信実績が豊富な代行会社なら、それだけ技術も信頼でき、万が一のトラブル時も臨機応変に対応してくれるためです。

とくに大人数が参加するウェビナーを開催する場合は、スムーズに進行するためにも、同規模の実績があるウェビナー代行会社に依頼することをおすすめします。

【動画マーケがおすすめ】ライブ配信に必要な専門スタッフ・機材すべてを完備!

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ウェビナー代行を依頼する流れ

ウェビナー代行会社にサポートを依頼する流れは、おおむね次のとおりです。

  1. ヒアリング・要件定義
  2. プランニング・見積もり
  3. リハーサル・テスト配信
  4. 本番ライブ配信
  5. アーカイブ配信・事後サポート

各ステップについて、詳しく見ていきましょう。

1. ヒアリング

まずはウェビナー代行会社へ問い合わせて、ウェビナーのテーマや見込まれる参加者数、希望する演出などについてヒアリングを受けます。

「スタジオ配信」「ロケ配信」のどちらを選ぶか、スイッチングやミキシングが必要か、参加者とコミュニケーション方法などで、必要な機材やスタッフが大きく変動するため、それぞれの代行会社とよく相談してみてください。

また、ウェビナー後にアーカイブ配信・オンデマンド配信をするかどうかも、このタイミングで伝えておきましょう。

2. プランニング・見積もり

つづいて、具体的なプランニング・見積もりを提示してもらいます。

複数の代行会社を比較する場合、予算感だけではなく、プランニングの精緻さも確認してみてください。

たとえば当日の香盤表(スケジュール表)など具体的なプランを提示してくれるウェビナー代行業者なら、安心して任せることができるでしょう。人員、機材、回線手配などを細かくプランニングしてくれる代行会社なら、実力も信頼できます。

費用だけを比べるのではなく、協力していいウェビナーを作り上げるパートナーになってくれるかどうかを見極めることが重要になります。

3. リハーサル・テスト配信

正式な依頼後、リハーサルやテスト配信を行います。

リハーサルは当日と全く同じ環境で行う必要があるので、このタイミングまでに、原稿や配信プラットフォームのアカウントなども用意してください。

本番1週間前、遅くとも3日前までにリハーサルをしておくと、安心して本番に臨めるでしょう。

4. 本番ライブ配信

ウェビナー本番では、専門スタッフがオペレーションを担当します。シーン切替や各種演出はもちろん、各種機器の操作など配信技術に関することを代行会社に一任できます。

セミナー講演に集中できることは、ウェビナー代行会社に依頼しているからこそのメリットといえるでしょう。

5. アーカイブ配信・事後サポート

配信終了後は、録画データを活用したアーカイブ配信・オンデマンド配信のサポートも受けられます。

活用したアフター分析や次回施策についても相談してみてください。

ウェビナー代行にかかる費用相場

ウェビナーを配信する方法には、「スタジオ配信」「ロケ配信」の2通りがあると紹介しました。それぞれどのくらいの費用がかかるのか、相場を紹介します。

スタジオ

スタジオでのウェビナー配信にかかる費用は、各種機器・技術者・スタジオレンタル料などを含め、半日(4時間)で15万円〜50万円程度が相場です。

白ホリゾントなどシンプルなスタジオなら15万円程度、グリーンバックスタジオで背景合成をする場合は30万円~50万円程度を見込んでおきましょう。

カメラマンなどの技術者や機材を追加配置する場合は、オプション費用がかかります。

出張・ロケ

出張・ロケ配信の場合、スタジオレンタル料はかかりませんが、多くの機材を用意する必要があり、ネット回線を構築する必要もあります。

ロケに従事するスタッフの人数にもよりますが、少なくとも35万円~程度の費用は見込んでおきましょう

関連記事:ロケ映像配信の費用相場とは?必要な機材やスタッフの役割もご紹介!

ウェビナー代行会社おすすめ5選

それでは最後に、おすすめのウェビナー代行会社を5社紹介します。

  1. ワンストップスタジオ東京
  2. Bizibl
  3. 株式会社フロンティアチャンネル
  4. VTVジャパン株式会社
  5. 株式会社グローバルリンクジャパン

1.ワンストップスタジオ東京

1.ワンストップスタジオ東京

出典:ワンストップスタジオ東京

名称ワンストップスタジオ東京
所在地〒101-0042
東京都千代田区神田東松下町38
鳥本鋼業ビル地下
アクセス【東京メトロ銀座線】神田駅より徒歩3分
【JR山手線】神田駅より徒歩3分
【都営地下鉄新宿線】岩本町駅より徒歩3分
電話番号03-6206-0788
受付時間9:00~21:00

ワンストップスタジオ東京は、日本全国のライブ配信・ハイブリッド配信をサポートしています。防音スタジオを完備しており、ロケ配信・スタジオ配信のどちらにも対応していることが特徴です。

ロケ配信については、全国各地のイベント会場・ホテル・ホール・屋外ロケーションなどでの実績があり、現地環境にあわせた機材選定・通信手配を任せられる点が強みといえるでしょう。

スタジオ設備も非常に充実しており、最大10Gbpsの法人向け高速インターネット回線や、背景合成が可能なグリーンバック、最新鋭の配信機材などが完備されています。出演者が10名を超える大規模配信にも対応可能です。

クロマキー演出や、ウェビナー後のアーカイブ配信・オンデマンド配信までワンストップで依頼できるため、ぜひ相談してみてください。

2.Bizibl

2.Bizibl

出典:株式会社Bizibl Technologies

名称Bizibl
所在地〒101-0054
東京都千代田区神田錦町2-2-1 11F
アクセス【都営新宿線】 小川町駅 B7出口 徒歩3分
電話番号ホームページからの問い合わせのみ
受付時間

Biziblは、ウェビナーからのリード獲得支援を得意とする会社です。プロジェクト管理を担うスーパーバイザーと、コンテンツ制作を担うアカウントプランナーが、ウェビナーの企画段階から伴走しています。

また、1度限りの開催ではなく、中長期的なウェビナー開催を支援していることが特徴です。毎月のランニングコストが発生するプランがメインであるため、ウェビナーの開催予定によって、依頼するかどうか検討してみてください。

3.株式会社フロンティアチャンネル

3.株式会社フロンティアチャンネル

出典:株式会社フロンティアチャンネル

名称株式会社フロンティアチャンネル
所在地〒140-0015
東京都品川区西大井1丁目1-2 
ジェイタワー西大井イースト209号
アクセス【JR】西大井駅 徒歩1分
電話番号ホームページからの問い合わせのみ
受付時間

株式会社フロンティアチャンネルは、各種ウェビナーの配信代行、バーチャルスタジオでのクロマキーCG合成などに対応しています。関東を中心に、全国出張に対応していることも特徴です。

必要最低限の機材・スタッフのみを依頼する場合、最安7万円~で依頼できるため、費用を重視する場合は選択肢となるでしょう。

4.VTVジャパン株式会社

4.VTVジャパン株式会社

出典:VTVジャパン株式会社

名称VTVジャパン株式会社
所在地〒102-0073
東京都千代田区九段北1-11-11
第2フナトビル6階
アクセス【東京メトロ東西線】
九段下駅 7番出口 徒歩2分
電話番号03-5210-5021
受付時間平日9:00~17:30

VTVジャパン株式会社は、Zoomウェビナーの企画から集客、開催後のフォローまで対応している代行業者です。Zoomのアカウント契約からサポートしてくれるため、ウェビナーをはじめて開催する企業でも安心でしょう。

ウェビナー希望者にリマインダーメールを配信するなど、参加者管理を委託できる点も特徴です。

5.株式会社グローバルリンクジャパン

5.株式会社グローバルリンクジャパン

出典:株式会社グローバルリンクジャパン

名称株式会社グローバルリンクジャパン
所在地〒103-0027
東京都中央区日本橋1-13-1
日鉄日本橋ビル3階
アクセス【東京メトロ東西線】日本橋駅 D4出口 徒歩1分
電話番号ホームページからの問い合わせのみ
受付時間

株式会社グローバルリンクジャパンは、ウェビナーライブ配信代行を得意としています。官公庁・業界団体・医療・教育機関・自治体・民間企業など、さまざまな業界のウェビナーをサポート実績がある点が特徴です。

全国でのロケ配信にも対応しているため、都市部以外の方も相談してみてください。

まとめ

ウェビナーは自社主導での配信も不可能ではありませんが、ノウハウ不足や運営負担が大きくなる場合もあります。ウェビナー本番中の機材不良なども考えると、プロの代行業者へサポートを依頼しておくと安心です。

動画マーケではウェビナーの配信実績が豊富で、ロケ配信・スタジオ配信の双方に精通した下記のウェビナー代行会社をおすすめしています。マーケティング成果につながるウェビナーを実現させたい方は、ぜひ一度相談してみてください。

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石野 登
ドローンの操作免許を所有。幅広いロケ地や現場での撮影経験を保有。
リアルタイムの状況に対応する能力が高く、瞬時に撮影の構図やアングルを判断し、最適な映像を捉えることができる。

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