映像制作の価格相場_目安納期を知る:コンテンツ別に詳しく解説!
動画制作

映像制作の価格相場・納期の目安とは?コンテンツ別に詳しく解説!

映像制作

いざ映像制作を依頼したいと思ったとき、「映像制作って、どれぐらいの費用がかかるの?」「できるだけ費用を抑えたいんだけど…」「映像制作にはどれぐらいの期間がかかる?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、コンテンツ別に映像制作にかかる価格の相場目安納期を解説します。おおよその目安を知っておくと、映像制作の発注先を検討する際にも役立ちます。映像制作の依頼を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

動画制作の価格相場/目安納期

動画制作の費用は15万円ほどの比較的安価なものから200万円以上まで、目安納期は1ヶ月弱~5ヶ月以上までと、制作する動画の内容によって大きく異なります。ここでは、これらに大きく影響するポイントをご紹介します。

動画制作の費用は企画・映像素材(実写/イラスト/CG)・編集で算出される

動画制作の費用は、主に企画と映像素材、編集の工程によって算出されます。大切なのは、映像制作の目的を明確にし、達成するための企画を立てることです。
企画には脚本の構成やストーリーボードの作成も含まれます。企画が決まれば、必要な映像素材が定まります。

実写なのか、イラストを使うのか、またはCGを制作するのか、映像素材の種類や量によっても費用は大きく変動します。編集には、映像のカット編集から特殊効果の追加まで映像の内容によって様々な作業があります。

動画制作の費用は企画・映像素材(実写/イラスト/CG)・編集で算出される

動画制作の料金は「演出に必要な技術の難易度」がポイント

動画制作の費用は、企画・映像素材・編集の工程によって算出されますが、ここで料金に影響する大きなポイントとなるのが、「演出に必要な技術の難易度」です。例えば、以下のようなシンプルな演出なら、動画制作の費用を抑えることができます。

  • 撮影素材なし・モーショングラフィックスのみの動画
  • 撮影素材をつなぐだけの動画

一方、以下のように複合的な演出になればなるほど、制作工数が増えるため費用も上がります。

  • 撮影素材とモーショングラフィックスを組み合わせる
  • 撮影素材CGを合成する

わかりやすくシンプルな動画を低予算で作りたいのか、リッチなプロモーション動画でブランディングを図りたいのかなど、何のために制作する動画なのかきちんと目的やターゲットを考慮した最適な演出を提案してくれる制作会社を選びましょう

動画制作の納期は企画期間・撮影(準備期間を含む)・編集期間で決まる

動画制作には、大きく分けて以下の期間が必要です。

  • 企画期間:2~3週間
  • 撮影までの準備期間:1~2週間(企画期間と同時進行可能)
  • 編集期間:1~3週間

企画期間では、依頼主と制作会社の打合せ、目的の共有を行い、提案から修正を経てシナリオを完成させます。シナリオが完成したら撮影準備に入ります。

撮影の必要がない企画の場合は、イラスト・グラフィック、CGなどの映像素材の作成を進めます。映像素材が揃ったら編集期間に移ります。編集にかかる時間も、演出によって大きく変動します。

動画制作の納期は企画期間・撮影(準備期間を含む)・編集期間で決まる

このように映像制作には複数の工程が関わってくるため、余裕をもって依頼することをおすすめします。

商品・サービスのプロモーション動画の価格相場/目安納期

商品・サービスのプロモーション動画の制作にかかる価格相場と、目安納期についてご紹介します。

商品・サービスのプロモーション動画の価格相場/目安納期

料金の相場は15万円〜200万円以上

商品・サービスの広告や販促活動で効果的に活用されるプロモーション動画は、様々な演出手法が考えられます。ここでは大きく分けて3方向の動画の料金相場をご紹介します。

演出(1~3分程度)料金相場
【撮影なし / 写真素材 + モーショングラフィックス】で制作する場合15万円~60万円
【モデル(1名)撮影 + グラフィック】で制作する場合60万円~100万円
【商品撮影  +CG + グラフィック】で制作する場合100万円~200万円以上

商品・サービス紹介動画の費用を抑えるポイント

商品やサービスのプロモーションでは、伝えたいことが多くなり内容を盛り込んでしまいがちです。しかし、内容を大量の情報が詰め込まれた長尺の動画は、見る人を飽きさせ、印象に残すこともできません。制作にも無駄なコストをかけることになってしまいます。
ターゲットに伝えるべきことを絞り込んだ、最適なシナリオと演出を目指しましょう

商品・サービス紹介動画の目安納期は1ヶ月弱~4ヶ月

商品やサービス紹介動画の納期の目安は以下になります。

演出(1~3分程度)目安納期
【撮影なし / 写真素材 + モーショングラフィックス】で制作する場合1ヶ月弱~2ヶ月
【モデル(1名)撮影 + グラフィック】で制作する場合1ヶ月~3ヶ月
【商品撮影  +CG + グラフィック】で制作する場合2ヶ月~4ヶ月

会社紹介・学校紹介動画の価格相場/目安納期

会社や学校の紹介動画の制作にかかる価格相場と、目安納期についてご紹介します。

会社紹介・学校紹介動画の価格相場/目安納期

料金の相場は50万円〜100万円以上

ブランディングや広報活動において重要な役割を果たす会社紹介動画や学校紹介動画は、実際の様子を伝えるために現場での撮影やインタビューが効果的です。
しかし予算が限られている場合は、パンフレットで使用している画像やグラフィック素材をもとに制作することも可能です。

演出料金相場
【撮影なし / パンフレット素材+グラフィック】で制作する場合
(1分程度)
50万円~80万円
【ロケ撮影(1日) + グラフィック】で制作する場合80万円~120万円
【ロケ撮影(2日/インタビューあり)+ グラフィック】で制作する場合100万円~160万円以上

会社・学校紹介動画の費用を抑えるポイント

オフィスや学校で撮影をする場合、いかに効率よく撮影を進められるかがカギとなります。撮影日数が増えてしまえば、その分コストもあがるため、インタビューなどの出演者のスケジュール確保や、部署間の移動などがスムーズに行えるか、あらかじめ確認・調整しておきましょう。

会社・学校紹介動画の目安納期は1ヶ月半~4ヶ月

会社・学校紹介動画の納期の目安は以下になります。

演出目安納期
【撮影なし / パンフレット素材+グラフィック】で制作する場合
(1分程度)
1ヶ月半~3ヶ月
【ロケ撮影(1日) + グラフィック】で制作する場合2ヶ月~3ヶ月
【ロケ撮影(2日/インタビューあり)+ グラフィック】で制作する場合2ヶ月半~4ヶ月

採用動画の価格相場/目安納期

採用動画の制作にかかる価格相場と、目安納期についてご紹介します。

採用動画の価格相場/目安納期

料金の相場は50万円〜100万円以上

採用動画は今や就活生に企業の魅力を伝える重要なツールとなっています。学生が知りたいのは、職場がどんな雰囲気で、どんな人がどんな思いで働いているのか。そのため、オフィスや働く人の撮影は欠かせません。社員インタビューで本音を語るのも効果的です。
ただし、感度の高い学生に向けてあえてグラフィックやCGで構成した映像で、インパクトを与えて印象に残すという方法もあります。

演出料金相場
【撮影なし / グラフィック+CG】で制作する場合
(1分程度)
50万円~80万円
【ロケ撮影(1日) + グラフィック】で制作する場合
(2分程度)
80万円~120万円
【ロケ撮影(2日/インタビューあり)+ グラフィック】で制作する場合
(3分程度)
100万円~160万円以上

採用動画の費用を抑えるポイント

採用動画で一番シンプルな構成は、社員インタビューです。予算が限られている場合はこれだけでも、どんな人が、どんな思いで働いているかを伝えることはできます。そこに、仕事中の様子をインサートで入れたり、前後にナレーションをつけたり、モーショングラフィックスでおしゃれな演出を足していくことで、より魅力的な動画に仕上がります。
予算と「就活生にどのようなイメージを与えたいか」を合わせて制作会社に依頼するのがいいでしょう。

採用動画の費用の目安納期は1ヶ月半~4ヶ月 

採用動画の納期の目安は以下になります。

演出目安納期
【撮影なし / グラフィック+CG】で制作する場合
(1分程度)
1ヶ月半~3ヶ月
【ロケ撮影(1日) + グラフィック】で制作する場合
(2分程度)
2ヶ月~3ヶ月
【ロケ撮影(2日/インタビューあり)+ グラフィック】で制作する場合
(3分程度)
2ヶ月半~4ヶ月

テレビCM制作の価格相場/目安納期

テレビCMの制作にかかる価格相場と、目安納期についてご紹介します。

テレビCM制作の価格相場/目安納期

料金の相場は60万円〜200万円以上

テレビCMは、今なお広告効果を最大化するための重要なメディアです。一般的な地方のテレビ局で流すCMの場合、最近ではクロマキー撮影+背景合成で制作されるものが増えています。
また、アピールする商品やサービスによっては、ロケ撮影が有効な場合もあります。

演出料金相場
【クロマキー撮影(1日 +背景合成)】で制作する場合
(15秒/30秒)
60万円~150万円
【ロケ / グラフィック】で制作する場合
(15秒/30秒)
100万円~200万円以上

テレビCMの費用を抑えるポイント

他のテレビCMに埋もれないような映像にするためには、一定のクオリティやインパクトが欠かせません。
少しでも費用を抑えたいなら、撮影スタジオを低価格で使用できる制作会社や、社内で背景合成用の素材をつくれるクリエイターが在籍している制作会社に相談することをおすすめします。

テレビCMの費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
テレビCMの料金相場はいくら?必要予算が変動する5つのポイント

【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!

【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!
【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!

テレビCMの費用の目安納期は2ヶ月~4ヶ月

テレビCMの納期の目安は以下になります。

演出目安納期
【クロマキー撮影(1日 +背景合成)】で制作する場合
(15秒/30秒)
2ヶ月~4ヶ月
【ロケ / グラフィック】で制作する場合
(15秒/30秒)
2ヶ月~4ヶ月

YouTube広告動画の価格相場/目安納期

YouTube広告動画の制作にかかる価格相場と、目安納期についてご紹介します。

YouTube広告動画の価格相場/目安納期

料金の相場は60万円〜100万円以上

YouTube広告動画は、インターネット上で広告を展開するための重要な手段となっています。比較的、低価格で制作できるモーショングラフィックの動画や、地方のテレビCM同様、クロマキー撮影+背景合成で制作されることが多いですが、動画広告をスキップせずに最後まで見てもらうためには、特にはじめの5秒が肝心です。

演出料金相場
【クロマキー撮影(1日 +背景合成)】で制作する場合
(15秒/30秒)
60万円~150万円
【ロケ / グラフィック】で制作する場合
(15秒/30秒)
100万円~200万円以上

YouTube動画の費用を抑えるポイント

Youtube広告は、各社が費用を抑えながらも効果的で話題になる動画を模索しており、そのトレンドは日々めまぐるしく変化しています。
Youtube広告の最新の傾向や特性を熟知した制作会社に依頼することが、費用を抑えて効果的な動画をつくる近道です。

YouTube動画の目安納期は2ヶ月~4ヶ月

YouTube動画の納期の目安は以下になります。

演出目安納期
【クロマキー撮影(1日 +背景合成)】で制作する場合
(15秒/30秒)
2ヶ月~4ヶ月
【ロケ / グラフィック】で制作する場合
(15秒/30秒)
2ヶ月~4ヶ月

研修動画・マニュアル動画の価格相場/目安納期

研修動画・マニュアル動画の価格相場/目安納期

研修動画やマニュアル動画価格相場と、目安納期についてご紹介します。

料金の相場は20万円〜80万円以上

研修やマニュアルを、いつでもどこでも視聴できる動画に切り替える企業様は年々増えています。イラストまたはグラフィック+ナレーションでわかりやすく解説するパターンと、社員や講師の方が出演し自ら語るパターンがあります。

演出料金相場
【撮影なし/グラフィック+ナレーション】で制作する場合
(2分程度)
20万円~60万円
【撮影(半日)/ グラフィック】で制作する場合
(2分程度)
40万円~80万円以上

研修動画の費用を抑えるポイント

研修動画・マニュアル動画は、視聴者にわかりやすく伝えることが目的であり、過度な演出を必要としません。そのため、比較的低予算でも制作しやすいのが特徴です。
依頼主がナレーション原稿やシナリオをある程度用意することで、さらに費用を抑えることが可能です。

研修動画の目安納期は1ヶ月~3ヶ月

研修動画の納期の目安は以下になります。

演出目安納期
【撮影なし/グラフィック+ナレーション】で制作する場合
(2分程度)
1ヶ月~2ヶ月
【撮影(半日)/ グラフィック】で制作する場合
(2分程度)
2ヶ月~3ヶ月

まとめ

動画制作の価格相場と目安納期はおわかりいただけましたか?どのコンテンツにおいても、はじめに目的をはっきりさせておくことが大切です。そして目的と予算に応じた最適な制作会社を見つけることが、効果的な動画制作につながります。

幅広い動画制作の実績のある下記の映像制作会社なら、目的と予算、納期に合わせた提案を行ってくれるでしょう。まずは相談してみることをおすすめします。

【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!

【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!
【動画マーケがおすすめ】映像制作のすべてが一社で完結!

動画制作の見積もり&納期のご相談はJPCへ

映像制作の見積り・相談はこちら
中島 英太
企業の会社紹介動画や販売PR映像などの制作実績を持つ。
クライアントや監督・ディレクターとの密接なコミュニケーションを大切にし、ビジョンを正確に捉えることが可能。また、チームとの協力も得意とし、撮影現場での円滑な作業とプロフェッショナリズムを重視している。