TVerに動画広告を出稿│相談したい実績豊富な代理店5選をご紹介
動画マーケティング

TVerに動画広告を出稿!実績豊富な広告代理店3選をご紹介

TVer広告出稿

TVerは複数の民放キー局が参画し、テレビ番組の見逃し配信を行っているコンテンツ配信サービスです。ユーザー数は年々成長しており、令和3年には20~30代の利用率が「26%」、40代は「21%」の国民が利用していることが総務省の調査(※)からも読み取れます。
※出典:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 |総務省情報通信政策研究所 

このように、TVerは現在も成長を続ける注目の動画配信プラットフォームですが、広告の出稿には代理店への依頼が必須となります。しかし、複数の代理店を調べているなかで、どのような代理店が良いのか分からないという広報担当者の方も多いでしょう。

そこで、今回はTVer広告の代理店選びにおける5つの重要ポイントと、動画マーケがオススメする3つの広告代理店を紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

実績豊富なTVer広告代理店を見極める5つのポイント

まずは、実績豊富なTVer広告代理店を選ぶための5つのポイントをご紹介します。

1.料金・価格体系

TVer広告運用費用

一般的に、TVer広告の最低出稿金額は50万円~と設定されており、代理店へ依頼する際には出稿費用だけでなく「出稿手数料」も発生します。

出稿手数料はおおむね20%となっており、出稿金額が100万円の場合の月額広告費は以下になります。

出稿金額100万円
出稿手数料20%
月額広告費120万円

TVer広告の予算を組む際は、出稿費用だけでなく出稿手数料を含んだ合計の金額で考えるようにしましょう。

2.TVer広告の出稿実績

世の中に数多くの広告代理店が存在しますが、TVer広告が出稿可能な代理店は限られています。また、代理店によっては業界別の出稿実績に偏りがあったり、小規模な金額での出稿実績しか持たない代理店も存在します。

そのため、TVer広告の依頼時には「TVer広告の出稿実績」や「自社と同じ業界において成果を残した実績などがあるか」を確認しておくことをオススメします。

たとえば、食品業界でのTVer広告の出稿実績が豊富な広告会社は、効果的なターゲティング手法・セグメントの切り方などについてノウハウを蓄積しており、成果の上がりやすい配信パターンを熟知している可能性が高いと考えられます。

TVer広告のターゲティングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
TVer広告で設定できるターゲティングの種類を一覧でご紹介!

3.広告運用体制

TVerの広告運用体制

代理店を選ぶ際には、その代理店の「運用体制」も確認しておくとよいでしょう。

たとえば、上記の図のように専属のアカウントプランナー(広告の責任者)がおり、クリエイティブ制作担当や出稿や改善策提案などの運用担当が揃っている代理店であれば、戦略立案~実施・改善まで一貫した対応を提供してくれるでしょう。クリエイティブ制作から運用まで依頼したい場合はこうした運用体制を持っている代理店が最適といえます。

一方、クリエイティブの制作自体は自社で行い、広告の出稿のみ依頼したい場合については、必ずしも上記のような運用体制を有した代理店を選ぶ必要はありません。ただし、コストを抑えるためにあえてクリエイティブの内製を図ったり、クリエイティブ制作と運用の発注先を分けることで、PDCAを回すうえでの社内・社外のコミュニケーションが非効率化してしまうケースもあります。

特にTVer広告の中・長期的な出稿においてはクリエイティブの繰り返しの改善が重要となるため、PDCAを回すスピードを著しく毀損しないためにも、なるべくクリエイティブ制作・広告運用の両方に対応した代理店へ依頼することをオススメします。

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4.動画広告クリエイティブの制作力

TVer広告の代理店は、クリエイティブ制作も一貫して提供していることが望ましいとお伝えしましたが、クリエイティブの制作力がどれくらい高いのかも重要なポイントに。

TVer広告に求められるクリエイティブ制作力としては、主に下記の2点が挙げられます。

  • クリエイティブの企画力・表現力
  • 入稿規定に即した制作

TVer広告の代理店を選ぶ際は、これらのポイントを重視して選びましょう。では、それぞれについて詳しく解説していきます。

クリエイティブの企画力・表現力

クリエイティブ制作においてまず重要となるのは、クリエイティブを通してターゲットユーザーに意図した印象を与えたり、求める行動を取ってもらう「企画力」にあります。

たとえば、「転職サービス」のクリエイティブを企画する場合、まずは下記のようにターゲットユーザー(転職志望者)が求める情報の整理を行います。

クリエイティブの企画力・表現力

上記のようにターゲットのペルソナ(人物像)を絞り込むことで、ユーザーが何に悩み、どのようなサービスを求めて転職活動を行うのかを想像しやすくなります。

また、ここで洗い出したニーズをクリエイティブに落とし込むことで、訴求力の高いクリエイティブへと昇華させることができるでしょう。こうした基本的なマーケティング観点を押さえた企画力は、広告出稿で成果を残すために必須と言えます。

さらに、企画したクリエイティブ構成案を実際の映像としてアウトプットできる「表現力」も重要な要素の一つです。製品の特徴を分かりやすく表現するためにCGを取り入れたり、軽快な印象を与えるためのモーショングラフィックス、音でブランドを記憶してもらうためのサウンドロゴなど、狙いを実現するために適切な技術を取り入れて提案してくれる代理店であれば、安心して制作を任せることができるでしょう。

入稿規定に即したクリエイティブ制作

TVer広告のクリエイティブ入稿には、細かなガイドラインが存在します。

TVer広告出稿に活用するクリエイティブ制作実績が豊富な代理店であれば、注文をつけなくてもガイドラインに即したクリエイティブを制作してくれるでしょう。しかし、TVer広告に不慣れな代理店の場合、クリエイティブ入稿時に審査落ちするケースもあるため、なるべくTVer広告に使用するクリエイティブ制作の実績を多く持つ代理店に制作してもらうのが安心といえます。

TVer広告の入稿規定は下記のとおりです。

項目ハイレート (SD/PC)プレミアムレート (CTV)
CM尺6秒~60秒6秒~60秒
ファイル形式MP4MP4
ブランド (ftyp)mp42 または M4Vmp42 または M4V
ビデオサイズ (pixel)(W) 1280 × (H) 720(W) 1920 × (H) 1080
映像アスペクト比16:916:9
映像ビットレート1,500kbps ~ 2,100kbps2,500kbps ~ 3,500kbps
映像ビットレート区分可変 もしくは 固定
(固定推奨)
可変 もしくは 固定
(固定推奨)
映像コーデックH.264 (MPEG4)
High Profile Level 3.1, 3.2
H.264 (MPEG4)
High Profile Level 3.1, 3.2
映像フレームレート29.97fps29.97fps
映像走査方式プログレッシブプログレッシブ
映像参照フレーム数ステレオ
(モノラルは疑似ステレオ)
ステレオ
(モノラルは疑似ステレオ)
音声タイプAAC-LCAAC-LC
音声コーデック64kbps または 128kbps
または 192kbps (192kbps推奨)
64kbps または 128kbps
または 192kbps (192kbps推奨)
音声ビットレート44.1kHz または
48kHz (48kHzを推奨)
44.1kHz または
48kHz (48kHzを推奨)
音声サンプリング周波数44.1kHz または 48kHz
(48kHzを推奨)
44.1kHz または 48kHz
(48kHzを推奨)
音声ピーク値-3dBFS 以下
(民放連技術規準T-032準拠)
-3dBFS 以下
(民放連技術規準T-032準拠)
音声平均ラウドネス値ターゲットラウドネス値 -24.0LKFS ±1dB
(ただし、-28.0LKFS〜-25.0LKFSの
素材も受け入れ可能)
ターゲットラウドネス値 -24.0LKFS ±1dB
(ただし、-28.0LKFS〜-25.0LKFSの
素材も受け入れ可能)
総ファイルサイズ12MB以内
(15秒素材:6MB推奨)
18MB以内
(15秒素材:9MB推奨)

出典:広告入稿規定|TVer広告

TVer広告の入稿規定については、こちらの記事で詳しく解説しています。
TVer広告の出稿の仕組み│広告規定と審査ポリシーを解説

5.レポーティング・改善運用の提案

TVer広告の配信後、配信結果のレポートが提出されるだけでなく、現状の課題の分析および次回配信時の改善案まで盛り込んで提案してくれる代理店を選びましょう。

TVer広告は基本的にCPM課金制であり、配信結果がクリエイティブに左右されにくいものの、配信結果を細かく分析していくことで改善策を見出すことは可能です。

CPM課金とは?

1,000回表示あたりに支払う金額を設定し、1,000回表示されたタイミングで課金される課金方式のこと。表示課金とも呼ばれ、表示される回数で金額が決まっているため、ユーザーにクリックされたとしてもかかる費用は変わりません。

配信結果を分析し、提案できる改善案には以下のようなものがあります。

運用結果具体的な提案例
テレビ画面、PC、スマートフォン含めて
完全視聴率が平均の90%以下
・アプローチするユーザーの見直し
・アプローチするポイントの修正
・動画クリエイティブを短くする
テレビ画面やPCでの完全視聴率に問題はないが、
スマートフォンでの完全視聴率は平均を下回っている
・クリエイティブの視認性を高める
・スマートフォン表示でも見やすい場所にテロップを配置し直す
完全視聴率は平均より高いが、
広告費の割にコンバージョンへの影響が少ない
・クリエイティブの最後に「●●で検索!」などの告知を加える
・利用するユーザーのみターゲティングする
・コンバージョン率が獲得できる他媒体の組み合わせを実施する

どのような広告においても、初めから最高の成果が得られるケースは稀です。また、成果を保証できる広告会社もほとんど存在しないでしょう。しかし、配信結果からさらに成果を向上させるためには何ができるかを思考し、次の打ち手を数多く提示してくれる代理店であれば、安心してTVer広告の出稿を任せることができるでしょう。

TVer広告運用の実績が豊富なオススメの広告代理店3選

お話したポイントを踏まえ、TVer広告の運用に強みを持つ広告代理店を3社厳選しました。それぞれの広告代理店の特徴や強みとあわせてご紹介します。

1.AdMarket(運営元:株式会社ジェー・ピー・シー)

AdMarket_TVer

出典:AdMarket TVer広告

✓ 選任アドバイザーが配信計画を立ててくれるので初めての方も安心
✓ TVer本体からの広告出稿・外部データを活用した広告出稿の両方に対応
✓ 広告会社の老舗であり、クリエイティブ制作のノウハウも豊富。キャスティングにも対応

AdMarketは、株式会社ジェー・ピー・シーが運営する広告運用サービスです。TVerのCM制作・配信の実績が豊富で、TVer本体からの広告配信(運用型広告)、外部オーディエンスデータを活用する広告配信(DSP連携)の2種のアプローチ手法に精通。

最小限のコストで最大のインプレッションを稼ぎたい場合は「運用型広告」、ユーザーの購買データや位置情報データなどから細かくユーザーを絞り込みたい場合は「DSP連携」といったように、選任のアドバイザーがニーズに合わせて配信計画をプランニングしてくれます。

最低出稿金額も業界最安値(10万円~)となっているため、はじめてTVer広告を出稿する場合も安心して任せることができるでしょう。

また、クリエイティブ制作のノウハウも長く蓄積しており、企画はもちろん、ナレーションやモデルのキャスティングもワンストップで提供しています。自社の撮影スタジオも保有しているため、クリエイティブ制作と広告の出稿を一貫して依頼することが可能です。

広告運用サービスAdMarket TVer広告
運営会社株式会社ジェー・ピー・シー
映像制作サービスhttps://movie.jpc-ltd.co.jp/
所在地【京都本社】
〒600-8062 
京都市下京区富小路通高辻下る恵美須屋町193番地

【東京オフィス】
〒101-0032 
東京都千代田区岩本町三丁目11番4号 
サトケイビル4階
設立年1994年
資本金2,000万円
電話番号【関西】075-365-0571
【関東】03-6206-6466

2.デジマール株式会社

デジマール株式会社

出典:デジマール株式会社

✓ TVer広告に必要なあらゆる業務を一貫して対応
✓ 目標が達成できるクリエイティブを制作
✓ 選任の担当者が対応し、コミュニケーション不可を削減

デジマール株式会社は、リスティング広告やInstagram広告などのデジタルに関する広告からCM制作なども手がけているのが特徴です。

TVer広告にも精通しており、企画や制作、広告運用まで一貫して対応しています。綿密な戦略設計と商品やサービスに適したターゲティングを駆使したクリエイティブ制作力も魅力です。

また、TVer広告以外のメディアに出稿したい場合でも、同じ担当者が複数のチームを牽引しているため、複数人とやり取りする煩わしさもありません。

広告運用サービスhttps://digimarl.com/service/digital-ad/youtube/
運営会社デジマール株式会社
所在地〒141-0031 
東京都品川区西五反田3ー16ー12
設立年2016年
資本金2,000万円
電話番号098-851-7883

3.シェイプウィン株式会社

シェイプウィン株式会社

引用元: シェイプウィン株式会社

✓ テレビ番組制作の経験を持つクリエイティブ制作力
✓ TVer広告をワンストップで対応を行う柔軟な体制
✓ 他の媒体も掛け合わせた提案力

シェイプウィン株式会社はSNSやPR、SEOなどのサービスを展開している広告会社です。他の広告会社と比べてキー局のテレビ番組制作経験を有していることから、視聴者に刺さるコンテンツの見せ方を熟知しています。

クリエイティブ制作のみでなく、デジタルマーケティング会社としてTVer広告の運用ノウハウを有しており、制作から出稿、改善まで対応可能。

TVer広告は「認知獲得や行動喚起を行うため」という考えのもと、指名検索によるサイト流入、広告、SNSを駆使して、他の媒体を組み合わせたコンバージョン率を改善する提案力も持ち合わせている点も魅力です。

広告運用サービスhttps://www.shapewin.co.jp/tver
運営会社シェイプウィン株式会社
所在地〒150-0002 
東京都渋谷区渋谷3-6-19 第1矢木ビル6F
設立年2011年
資本金1,000万円
電話番号03-5843-7901

まとめ

当記事では、TVer広告を代理店に依頼する際に見るべきポイントとオススメの広告代理店3社をご紹介しました。

TVer広告の出稿が可能な代理店は複数存在します。TVer広告で最大の成果を得るためには、当記事で紹介した5つの見極めポイントを参考に、自社に合った代理店を選ぶようにしましょう。

動画マーケでは、TVer本体からの広告配信(運用型広告)、外部オーディエンスデータを活用する広告配信(DSP連携)の2種のアプローチ手法に精通していたTVer専門の広告運用サービスのある、下記の広告代理店をオススメしています。
選任のアドバイザーが配信計画をプランニングし、ターゲットに有効なメディアを組み合わせて配信してくれるでしょう。

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千葉 翔真
企業のデジタル広告キャンペーンを担当。
TVerのユーザー層や視聴習慣に関する深い洞察力を持ち、クライアントの要望やブランドの目標に合わせたカスタム戦略を策定。
クリエイティブなアイデアと戦略的なアプローチを組み合わせ、クライアントのブランドの認知度を向上させると同時に、ターゲットオーディエンスとのエンゲージメントを高め、売上を伸ばすキャンペーンの計画から実施までを一貫してサポートする。